まずは目の前の相手をよく観察してみる
相性分析を観る前に 現実目の前にいる相手の人となりを観ましょう!
「人間学は分類学」といいますので、算命学の命式は分類方法や単なる素材の分析と思ってください
見る⇒分析⇒見る⇒分析を繰り返しことになり、心理学でも占術でも『ながら活用』してこそ活きるのです
ビジネス現場で仕事をしながら・・・・ 恋愛しながら・・・・
ビジネス社会で実績のない人にいくら占術の知識があっても役に立つアドバイスはできません
同じく、恋愛経験の少ない人=成功したことのない人に、いくら占術や心理学の知識が豊富だからといって聞いても(興味深く話せるかもしれませんが)生きた活用法は伝える事が出来ません
実戦経験があっての知識です
現実=ビジネス現場で悪戦苦闘・・・ 不安や希望を持ちながら恋愛進行中・・・ こういう経験とリンクして知識は磨かれていくのです
相性を観る前に1カ月・・・ 3カ月・・・ 半年・・・ まずは人間同士の付き合いをしてみて下さい
心理学や、算命学のメガネなしにその人を見ることが大事です
言葉は完全ではなく「甘い」といっても、果物の甘さと飴の甘さは違うように「やさしい」「明るい」も人のよりかなり違います
『考えるのではなく感じる』のです
半年後に算命学の命式なり、心理分析なりするのがベストだと思います
ちょっと気になった時点で相性分析などして「なんだダメじゃん」とならないようにしてください
「禄存星なのに親切ではないな・・・でも承認欲求は強いな・・・あっ愛情深い面が見えた」など、少しずつ見えてきます
のんきなようで人は自分の欠けた部分を改善している場合も多いです
人間は自分なりに短所を克服して乗り越えている場合も多く、へんな知識を持って観ると観誤ります
真剣に自分を磨きに磨いてきた人は占術や心理学による分析など不要な人もいます
大事なのはインスタントに相性がいいのか悪いのかではなく、人間として自分の目でその人を見ることです
心理学や占術は補助的な知識と思ってください
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重要な4項目を観る
「いい相性ですよ」と言われても『どの部分の相性がいいの?』となります
20項目すべてみて対策を考えるのも大変ですから『重要な4項目』をまずは観ます
子供時代など未熟なうちは『自分と共通点の多い人』を好きになる傾向がありますが、自立し成熟してくると『自分にないものに惹かれる』ようになりますので、青年期と結婚相手を求める時では好きになる対象が変化してきます
1.人体星図の右手=西方十大主星を見る
女性の配偶者の場所にあるのは調舒星で、相手の中心=胸にあるのが一番理想ですが相手の男性は腹にもっているので、胸の次にありがたい相手です
逆に男性の右手の星である鳳閣星を女性はどこにももっていないので「惹かれるのは鳳閣星的な陽気で目のぱっちりした女性」「家ではおおらかで自然体に過ごしたいタイプ」などの理解を深めることが大切になってきます
「私じゃだめだ」ではなく、理解して改善することなので『相性は活用するもの』と思ってください
人は欠けた部分があるから成長できるのです
2.干合=心の一致を観る
つぎに「結婚の型」である干合を観て『心の一致はあるか?』を観ます
お互い日干同士が干合しているのが一番有り難いですが、それでもありがたいことにお互いの天干に干合をもっています(十二支の上に出ているのが天干で下に出ているのが蔵干)
片思いでなく両想いの関係だといえます
男性は丙の干合である辛を日干支にもっているので「年下を可愛がりたいタイプ」といえ
女性は庚の干合である乙を年干支にもっているので「年上のしっかりした男性が好み」といえます
3.合法で結びつきの強さを観る
天干の次は十二支で三合会局・半会=異次元融合・支合=自然融合の『現実の一致=結びつく力』を観ます
鑑定をする人によっては真っ先にここを観る人がいますが、半会や支合がなければ結婚は難しいからです
このカップルの場合は半会という異次元融合の強い結びつきを2つも持っていますので、かなり強い結びつきになります
このようなカップルを見たら「結びつく可能性が高いな」と思った方がいいです
4.行動領域を観る
つぎに3つある六十干支を宇宙盤でつないで三角形を作り『行動領域』をだして重ね合わせてみます
3領域以上かさなると常にべったりした関係で恋人同士ならいいですが、常に2人が中心で子供は生まれたから育てるという感じになり、子供の育成や双方の両親に対して気が廻りづらいところがあり、DINKsや2人でお店を運営する共同作業なら理想的ですが、一般の結婚には理想的とは言えません
このカップルは2領域の重なりなので理想的といえます
子供の成長も仕事も上手くやりながら、お互いが寄り添い合うことができます
子供が多かったり、お互いの両親との交流が多く、お互い仕事をもつ場合は1領域が自立型で上手くいきます
初期の恋愛段階の頃は「恋人的にべったりな関係の方がいいはず」と考えがちですが、時が進み環境が変わっていきますので、恋人の相性と結婚の相性は観方が少し違います
以上の4項目は必ずチェックしておいた方がいいポイントになります

エネルギー差や特殊な宿命もチェック
「恋はするものでなく堕ちるもの」と言いますので、ある種の異常心理状態で合理性も理論性も欠如した状態で進行していくわけですから、何らかの法則で計る必要があります
たいがい恋愛初期は①相手に合わせ相手の喜ぶことをしようとする ②自分の短所は隠し長所を前面に出そうとする ③目の前の相手をいい人だと見ようとする という「見えてない・見ようとしない」心理が働くことがあるので『恋は盲目』などと呼ばれます
『重要4項目』に続き、準重要項目も見て理解を深めてください
5.天中殺の相性を観る
このカップルは女性が辰巳天中殺で男性が午未天中殺ですから、天中殺の相性は非常にいいといえます
天中殺は『欠けている部分』をみて、進もうとしている方向をみます
辰・巳・午・未の天中殺の年には結婚しないことです
6.十二大従性でパワーのバランスを観る
男性は天禄星という身強の星がありますが、あとの2つは身中の星ですから相対的に身中の人といえます
女性の方は天将星がある時点で身強ですが、さらに天南星という身強の星もあり、かなり身強の人です
この場合は片方が身強でバランスの取れた相性です
身強同士と身弱同士はよくありません
7.総合値でエネルギー差を観る
エネルギーの総合値でみると身強の十二大従星が2つもあるにもかかわらず、女性は平均値で、男性も平均値でお互いに生きやすい数値です
二人のエネルギー数値の差が44と少ないので、お互いに疲れない快適な関係です
50以下は快適ですが、100、150,200とエネルギー数値の差が開いていくと快適さがなくなっていきます
8.特殊な部分を観てみる
宿命天中殺や日干支の異常干支などの特殊性をチェックします
お互いに特殊なものをもつ方が相性的には好都合です
このカップルは宿命天中殺はお互いに所有していませんが、二人とも日干支が異常干支です
お互い特殊なもの同士、非常に有り難い相手です
宿命天中殺と異常干支も友達的に仲がいいです
上記のような流れで相性をチェックしてみてください
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

