リモートワークはどうだったのか
コロナウイルスの蔓延は仕事の仕方を大きく変えました
「人に会わずとも仕事ができるんだ」という企業もあれば、接客業のように「人と接しなければ仕事にならない」という業種もあります
「Zoom」も「Uber Eats」もコロナ社会になって初めて知りました
第一回目の緊急事態宣言の時は「リモートで仕事って無理が多い」という意見が大半でしたが 慣れれば考え方も変わります
最近 人事・総務・経理でテレワークの総括しましたがメリットも多くあります
・交通費が大幅減 これには出張減も含まれます
・大幅なペーパーレス とにかくコピーが激減しました
・オフィスを統廃合による経費減
・クリエイティブ系の仕事の社員は自宅の方が集中して作業できるようで仕事効率が良くなった 会議・ミーティングが大きく減ったこともあるようです
・通勤時間が無くなりワークライフバランスが整えられ時間的余裕が生まれます 特に大都市圏はドアツードアで2時間 往復4時間通勤に費やしていた社員もいます
私がブログを始めることができたのも 年末からのリモート勤務があったからです
致し方なく・・・ではじめたテレワークですが 1年やってみるとメリットも大きいです
今後もテレワークを続けていくという企業は 67.1%だそうです
まだ子供が小さい方 介護が必要な高齢者がいる方 は「かなり助かった」とも言います
まさにパンデミックに後押しされた「働き方改革」といえそうです
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テレワークのデメリットは
「大学には入学したものの 入学式はなく 授業もリモート 同級生に会ったこともない」という深刻な声も聞きます
誰にも会わないなら通信教育と変わりません 大学のキャンパスライフは授業以外にも サークル活動 アルバイト など仲間と交流することにより得るものも多いのです
入社式もなければ 会社説明会もない 面接もWeb・・・
・人に合わない=コミニュケーションがなくなる
・業務のプロセスが見えない=アウトプットのみで仕事が不透明
課題も多くあります
コロナは他にも意外な社会現象を生みました
・Wi-Fi環境を整えたら那須の別荘が完売した
・何の渋滞?と思ったらドライブスルー待ち
・キャンプ場(山奥)が密になってる
・在宅時間が増え 家族の言い争いが増えた
・閉店する店が増え 移動販売車が増えた
もっとも面白かったのが採用媒体の担当者との話
「飲食店の求人が激減したけど 今度はドライバー不足が深刻です」
「リモートワーク専門の会社が出てきて人気ですよ」
そもそもリモートが無理な仕事も多いです
が「仕事がリモートだとありがたい」という人も思いのほか多いようです
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情操の座
家族状況などでリモートの方が助かる人も多いいでしょう
無駄な交通費 無駄な時間を掛けて人と会わなくてもいい仕事が多いのもこの1年でよくわかりました
販売もEコマースが主流になってくるでしょう
それでも人は人との接触をなくしてはいけないと思います
人間の脳には「情操の座」というものがあります
これはあらゆる動物の中で「人間にしかないやさしさ」を司る部分です
犬はもらい泣きしません 「情操の座」がないからです
人間は3歳を過ぎた頃から 他人の痛みに対して同情するようになっていきます 「やさしさ」が育ってくるのです
「情操の座」だけでななく あらゆる情緒が沈黙していきます
インドネシアに
笑う友達は見つけやすいが
泣いてくれる友達は得難い
という言葉があります
「情操の座」が稼働するような関係を築くことは やはりコンタクトする時間に比例していくと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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