特殊命式‐1

部分占技は通常の見方では分析が難しい特徴のある命式を解説していきます

1.全天中殺の人

宿命天中殺の生年天中殺+生月天中殺+日座中殺の3つが宿命に揃っている全中殺の人の場合は(非常に耳当たりの悪い言葉ですが)『死人の行』といわれ、完全に受け身の生き方が良いとされています

自分独自の生き方をしようとすると上手くいかないという特徴がありますが、異次元の強運の人でもあります

日干の天中殺は他にも日居中殺生日中殺がありますが、この2つは天中殺の効果が弱く大したことがないので含みません

天中殺はパイプのない状態で、全天中殺の場合はすべてのパイプがないので自分で目標を決めても進みません

また天中殺は舵が効かないが前進力は強いので、舵は人に任せた方がいいのです

自分の希望をもったり目的をもっても上手くいかず

他人の希望や目的を叶えようとすると上手くいきます

「死人の行」と言われる要因は、死んだ人間は皆が担いでくれ、お花やお供え物を用意して、黙ってさえいれば周りが全てやってくれるという意味です

夢や希望をもたず周りの人がやってくれる通りに任せ、その言葉に黙って乗っていれば巨万の富を手にしたりします

人生のどこかで自分の力で生きることを諦めた時に見事な大成者になります

全天中殺の人が自分で生きることを止めすべて人任せにすると、下手な星や運気の人が束になってかかっても全くかなわない運気の強さになります

確かに「死人の行」などと表現すると人生終わっている人のように聞こえますが、運気の強さの桁が違う人です

全天中殺の女性が黙って夫に従って生きていき運を掴んでも、自分の望みを出し始めたらその時点で運気は下降し始めます

自分で生きるのをやめて二十年も経つとかなりの財力を手にします

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特殊命式‐2・3

2.一点干合過多

陰占命式の天干のどれかに干合が集中した状態です

集中とは4つ以上の干合の集中で、多くなるほど効果は大きくなります

干合するものは大運や年運、月や日などの行運、天干や蔵干などの命式内干合(暗合)などです

これは瞬間的な精神異常になりやすくなります

瞬間的ですが『自分ではない自分が行動してしまう』状態で、自殺行為、人を傷つける、交通事故や頭が真っ白になるやキレるなどもあります

4つまでは少し行動が異常などで済みますが、6つなどあると大きなトラブルになることがあります

特に日干に干合が集中すると影響が大きく、年干月干だと六親に影響が出ることもあります

そのような時は孤独がよく、生活に1人になる時間と空間が必要です

干合過多の効果が出ないのは孤独な状態であり、孤独なら干合が八でも十でも何も起こりません

あくまで瞬間的精神異常で長期に続くものではありません

ただ、命式内に干合・暗合が3つ以上ある人は生まれながらに干合過多に強い質をもっています

大運や年運は意識している人が多いですが、月や日は意識しておらず、そこに瞬間的に出たりします

これは十年のうちのどこかの一年で集中しやすくなっています

3.二行干支

下図のように陰占命式の五行が二種類しかない場合です

火と金しかないので二行と言われます

二行の人は、感覚で行動してまたそれが上手くいく人です

感情・感覚で行動すると上手くいき、考えて行動すると上手くいきません

従って好き嫌いで行動しても上手くいくことが多い人です

何か重要な局面にきて合理的に考えて行動して失敗したりします

下図のように命式の干支が2種類の場合も二行干支で、スクランブルして二行干支になる場合もありますが、この場合は効果は弱くなります

二行干支の人は頭の回転が非常に早く、深く考えず直感で感じたままに動きます

周りから見るとすごい頭の良い行動力がある人に写りますが、本人は何も考えず行動しているだけであり喜びも無ければ失敗の恐怖心もありません

この場合も1人で暮らしていたり孤独で周りに人がいなければ効力は発揮されません

ただし子供をもつと普通の人に戻ります

特殊命式‐4・5

4.宿命の十二支が後天運で無条件の場合

下図を観てみると25歳の時は東方に干合と害、中央に半会が廻り、西方は何もない年ですが、26歳の時は東方にも中央にも西方にも位相法がなにもありません

この場合は運気停止を意味します

運勢が動いていないということは前の運勢がそのまま動いています

直前の位相法の運気が続くということです

10年ごとの大運の場合は良いことも悪いことも少なく変化のない10年間になります

この後の大運に半会とか対冲などが廻ると非常に鮮明にその現象が出てきます

5.吉凶の判定は環境で決める

吉凶は命式だけでは決まらず、環境との関係で決まります

「異常は凶」とか「正常は吉」などではなく、例えば三国志の英雄である曹操孟徳は占術師に「乱世の英雄」と言われましたが「平和な世では厄介者でも乱世では英雄となる」という意味です

本人の質が環境により価値観が変わってくると言う意味です

同じ行為でもやっていい時と悪い時があり、そのときにどういう状況なのかで吉にも凶にもなり得ます

環境を観ずに運気がいいや悪いは決めることができません

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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