風水秘伝‐辰巳天中殺
辰巳天中殺とは
辰巳天中殺は生家を離れて自由な世界に羽ばたいて独立していき、現実世界をしたたかに生きていきます
独立運の辰巳天中殺は同じ家に生まれ、同じ親に育てられても他の兄弟とはどこか違う異彩を放ちます
社会に出ても組織のカラーには染まらず、現実世界で苦労するほど運気は伸びていきます
現実的かつしたたかで、しぶとい人です
まずは辰巳天中殺の人の陰占命式の日干と月支の相生相剋関係がどうなっているかを観てください
十二支の五行関係は下図の通りです
※家族愛のカタチが日干と月支のカタチであり、日干と月支は家族に対する願望といえ、天中殺はその途中工程における実際の行動というのが風水秘伝です
相生・相剋・比和に分けて陽転しやすいか陰転しやすいかを分析していきます
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陽転しやすい辰巳天中殺
辰巳天中殺は家系からはみ出す運気なので、家系との関係は相克関係の方が陽転しやすくなります
１．日干が月支から剋される場合
日干←✖月支
これは外の世界に羽ばたいていきたい辰巳天中殺を家系がはじき出しているので、完全陽転の理想的な型です
自分が家系から剋されているということは家系の方が強いことにはなりますが、親子のトラブルもなくスムーズに自立していきます
辰巳天中殺は精神的なはみ出し者であって、家系への奉仕は続きますので縁が切れるわけではありませんが、無理なく家系の流れから離れていき新しい家系を築いていきます
２．日干が月支を剋す場合
日干✖→月支
これも家系からはみ出す辰巳天中殺が家系を剋しているので、ごく自然に陽転していきます
ただ日干が月支を剋す型はどの天中殺でも多少の荒れた状態にはなります
家系剋しの型ですから育った家庭とは全く異なるカラーの家庭を築き上げます
故に初代運的なところがあり、この型の辰巳天中殺が新しいカラーの家系を創り、次の代が安定した家系を築き上げます
陽転しにくい辰巳天中殺
３．日干と月支が比和の場合
日干＝月支
比和という状態はお互いに意識しながら融合していきますので、生じる＋剋すの両方の質があります
同じ家系から離れていく運命でも、戌亥天中殺は現実的有形の中で融合しないのに対して、辰巳天中殺は精神的に家系と融合しないという違いがあります
この型はものの考え方や精神の部分が家系と大きく異なったまま家系に居座るようになります
精神的には融合しないが浮いた存在にまま家系の中心にいるので、半陽転・半陰転となり、宿命が停止したような状態になります
４．日干が月支を生じる場合
日干〇→月支
自分から家系を生じているので肉親思いで家系にとらわれたような型となり、家系から離れたい辰巳天中殺の運命とは矛盾し陽転しにくく陰転しやすくなります
経済的な融合はありますが精神的な融合はないため、精神的に孤立しやすい型です
家系とは不完全融合・不完全離別となり、辰巳天中殺の良い部分が出にくくなります
５．日干が月支から生じられる場合
日干←〇月支
家系から離れて自立したいが家系が追いかけてくるので、陰転しやすくなります
本人は自由に羽ばたきたくても家系がそれを邪魔しようとするカタチといえます
夢や希望を強く持って自立しようとしても家系に足を引っ張られやすくなります
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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