申酉天中殺とは

申酉天中殺は上から引き継ぎ下へ継承していく『跡継ぎ運』です

西方の「家庭=安息の地」が冲殺されているので、その逆の東方「社会=仕事」でバリバリ働くエネルギッシュな人です

とてもフレンドリーで付き合いやすい人ですが古風なところもあり、上下関係を大切にし義理に厚い性格でもあります

申酉天中殺は子供の頃は飽きっぽく、勉強はイマイチでも社会に出てからは友人を大切にしながら仕事熱心で、世渡りの上手い人物になります

のんびりした安住の地がない分、社会での人間関係を大切にし対外的な人からの評判はよく味方も多いですが、内側に敵が増える傾向にあります

申酉天中殺は家系の中では二代目的要素をもち、家系の流れの途中を受けもつ役割があります

まずは日干と月支の相生相剋関係を観ます

十二支の五行関係は下図の通りです

相生・相剋・比和に分けて陽転しやすいか陰転しやすいかを分析していきます

※家族愛のカタチが日干と月支のカタチであり、日干と月支は家族に対する願望といえ、天中殺はその途中工程における実際の行動というのが風水秘伝です

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陽転しやすい申酉天中殺

1.日干が月支から生じられる場合

日干←月支

これは申酉天中殺にとって最も有難い型で、家系が自分を生じてくれることにより大いに家系の恩恵を受けることができる最も陽転するカタチです

跡取り運なわけですから矛盾がなく、家系の中で現実行動も精神的にもスムーズに気が流れ、葛藤がありません

2.日干が月支を生じる場合

日干月支

この型も跡継ぎ運の申酉天中殺にとって矛盾がなく陽転しやすいカタチです

跡継ぎ運の自らが家系を生じている為、先達が築いた家系を持ち上げて中興の祖となる型です

矛盾のない型の為、親族間も自然で葛藤がありません

3.日干と月支が比和の場合

日干月支

比和という状態はお互いに意識しながら融合していきますので、生じる+剋すの両方の質があり、家系の流れを受け継ぎながら初代運的な働きをします

比和は区切りでもあるために、裏側では家系の流れを受け止めつつ表面では先代とは異なった動きをしますので、ある意味では最大の陽転といえます

身強なほど先代の運を破り、身弱であるほど職業的に枝葉を伸ばすようです

陽転しにくい申酉天中殺

4.日干が月支を剋す場合

日干月支

跡継ぎ運の自らが家系を剋しており、家系の恩恵を受けながら家系に融合しないため矛盾した型であり、心の中は大いに乱れます

跡継ぎ運であるために家系から離れにくく、身内のトラブルメーカーにもなりやすくなります

5.日干が月支から剋される場合

日干←月支

跡継ぎ運であるはずの申酉天中殺が家系から剋されている大いに矛盾した型で、家系と融合しようとしているのに家系に突き放されているカタチです

家系内でのトラブルを起こしやすく、身強なほどその現象は強く出る為、自分から家系を離れることになることもあります

 

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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