東と南の星の関係で観る
以前「東の十大主星」「南の十大主星」に活かせる職業を書きましたが、今回は東方星と南方星の五行関係を観ていきます
東方重視か、南方重視かで適職を考えます
東方は社会の場所であり、対外的人・友人・職場の人達などを表し、現実的に社会で活かせる能力はここの十大主星を見ます
東西のヨコ線は現実なので、いわゆる稼げるか否かということです
南方は欲求の場所で、夢や理想、憧れなどを表す十大主星となります
南北のタテ線は精神なので、やりがいや充実度などはここで観ます

ようは稼げる才能の東方星とやりがいと満足度の南方星はが違うところに、適職探しの難しさがあるわけです
「じゃあ、東方星と南方星が同じならいいの?」となりますよね
1.東と南が比和
東と南が同じ星なら欲求と現実的才能が一致しますので、理想と現実の両方が一致することになります
たしかに『矛盾なし』『葛藤なし』ですが、下図の場合でみると司禄星に合った仕事が見つかれば最高ですが、見つからないと人からの評価も低いうえに自分の満足度も低くなります
理想の仕事に出会えれば最高の型だが、そうでないと最悪の型となります

この比和の型以外は「南方重視」か「東方重視」になってきます

残りの4つの型は上図の十大主星の相生相剋関係で観ていきます
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南方重視の型
2.東が南を生じる
やりがい重視の型で、自分本位で気に入った仕事しかしない人です
気に入らない仕事をするのは苦痛で、満足度の低い仕事は長続きさせるには忍耐力が必要になってきます
このタイプは「好きでなければ仕事の意味がない!」などの理想重視論は逆効果で「本来は好き嫌いでなく、縁あった仕事を好きになるものだ」や「本来仕事はお金をもらう為にするので辛いモノ」などの現実重視の言葉が効果的です

3.南が東を剋す
南方重視ではあるが多少波風が立ち、仕事環境を自分がやりたいように壊そうとします
カタチとしては自分の意見や希望・要望を押し通そうとしてきます
東が南を生じる型ほどではないにせよ「仕事は稼ぐためにやるもので、現実は自分都合ではできていない」などの現実的な言葉の方が効果的です

南方重視ということは現実より想念が強いということなので、夢が大きいのはいいが実際の生活ができるかどうかを常に意識させる必要があります
私自身も新入社員研修の責任者を長年してきましたが「世の中にはつまらない仕事などはない!その仕事はつまらないという考え方があるだけだ!」等の言葉は研修の度に投げかけてます
現実より想念の方が強い人は、一歩間違えると仕事をコロコロ変える人生になりかねません

東方重視の型
4.南が東を生じる
東方重視の型は現実重視となります
環境を重視しようとする分、苦労も多くなります
精神的には「こうしたい」という欲求はありますが、東方=現実を支えるために妥協します
ある意味現実的で安心なカタチで、若いうちから「仕事とはこんなもの」ということがわかっています

5.東が南を剋す
東方=現実が南方を抑え込むため、夢はあきらめ妥協する型です
「理想は理想だが仕方がない」と思いながら仕事をこなしていきます
最も現実的で甘えのないカタチといえます

東方重視の型も南方重視の型も、葛藤が生まれ多少の苦しみを抱えながらキャリアを積み重ねていきますが、苦しんだがゆえに考え方が昇華されていき、言葉に重みが増していきます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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