局法とは
局法とは特殊な陽占命式のことで、局法が成立する命式は一般的技法に加えて特殊な要素が加わることになり、その局の特性がプラスされます
局法は人体星図(陽占)にある十大主星の組み合わせから性格的特徴や運命を読み解き、人の特徴を大まかに把握することができます
より個性を炙り出す技法といえ、隠れた個性を見つけるのに役立ちます
陰占で観る格法が稀にしか当てはまらないのに対して、局法は多くの人が何かしら当てはまります
十大主星+十大主星の組み合わせにより新たに生まれる特徴である55通りの二連変化を終えたので、次は関連性のある局法を書き綴っていきたいと思います

二連変化でも相生関係のようなスムーズな組み合わせと、相剋関係(お互い剋し合う関係)のように心の葛藤が強くなる組み合わせがありましたが、局法も幸運局と凶運局があり、凶運局は相剋関係の局ですが、それを陽転させることにより人はバージョンアップしていきます
たとえば推逆局は非常に短気ですが、人より優れた感性も持ち合わせていますので「この凶運局をどう陽転させるか」が局法を知り活用することになります
「脱皮できないヘビは死んでしまう」というように「俺は凶運局がある・・・」と嘆くのではなく、自覚したら抑え込んで陽転することに活用することが大切であり、多くの人が何らかの局をもち、そこが自分磨きの場所となります
局法は現実的な現象がわかり、原因不明の幸不幸の正体が見極められます
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鳳蘭局・準鳳蘭局
鳳蘭局は局法の中でも別格の存在で、出会う確率もかなり少ない人です
陽占人体星図の十大主星が全て同じ人(全て貫索星や全て禄存星など)が鳳蘭局で、一代運で本人のみ後世に語り継がれる伝説の人になります
個性的でスケールの大きい生き方で成功する創業者運です
複雑な家庭で育ち早くから自立するほど大きく運が伸びます
十二大従星が身弱な星しかない人でも、天将星があるのと同じくらい身強の人になり、後天運での天中殺や対冲でも大きな影響を受けません
配偶者に恵まれると運が崩れ、さほど良くない配偶者の方が運が伸び、海外の人との結婚は吉です
後天運で鳳閣星・調舒星・車騎星・牽牛星の火性か金性が回ると財を築き、禄存星・司禄星の土性が回る時に財を失います
準鳳蘭局は十大主星が全て同じ五行になる場合で、例えば人体星図が全て貫索星なのが鳳蘭局ですが、準鳳蘭局は貫索星と石門星だけや鳳閣星と調舒星だけなどになる同じ五行のみになる局で、現象は弱くなりますが準じた局となります


芳順局
芳順局は下図のようにタテ線またはヨコ線が木性=貫索星か石門星で止まる人体星図の人です




幸運も不運も自分一代限りで後継者には恵まれにくく、継承しても衰運になりやすいです
優秀な子供だとエリート街道を歩みます
十二大従星が身強の場合は政治力をもち、身弱の場合は霊感が強くなります
親が芳順局で成功していると本人は成功せず、親が成功してなかった場合は本人が成功します
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました


