人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
十二大従星

同じ星でも環境で変わる

生物は環境により質が変化する

リンゴの木を青森県で育てるのと、沖縄県で育てるのでは成長具合が違います

同じくサトウキビを青森県で育てるのと、沖縄県で育てるのでは全然違ってきます

沖縄県の環境ではすくすく育つサトウキビも、青森県では温室を作り、冬は暖房をして非常にコストと手間がかかります

生物には適した環境というものがあります

本を読むのが好きな子が学者の家に生まれれば「本を読むのはいいことだ」という親の考えのもと、多くの本を与えられ幸福度は高くなると思います

逆に商店を営む家に生まれると「本を読む暇が合ったら店を手伝え!」と言われたり「本などで知識を得ても稼ぐ力とは関係ない!読んでもすぐに忘れてしまう」など言う親かもしれません

親ガチャなどといわれますが

どの親に育てられるか

どのような部署で仕事をするのか

どこの国に生まれるのか

人の運命は大きく違います

算命学の人体星図に出てくる星も育った環境でかなり違ってきます

環境で重要なのは親 

今は世界中で親しまれている日本のマンガですが、初期のマンガのサザエさんを生み出した長谷川町子さんは、九州は佐賀県小城郡東多久村の田舎で育ち、15歳で漫画家デビューします

町子さんの才能を見抜いた母親は家を売り上京し、売った資金で「サザエさんを出版なさい」と家族4人で出版社「姉妹社」を設立し、翌年の1947年『サザエさん』第1巻を出版します

子供のよくわからないマンガという才能と夢に一家全員が賭けるという思い切った行動をする親だったということですね

古来より天才の親は変わり物と言いますが、エジソンの親もそうでした

同じく日本の漫画の父といえば手塚治虫さんですが、この方は医学部を出て医者の免許があるにもかかわらず、海のものとも山のものともわからないマンガの世界に行きたいと言い出します

普通の親なら医学部の学費、受験の難易度、その後の保証された人生から反対すると思いますが、この人の母親も好きな方へ進みなさいと言います

この方々の親が「サラリーマンになりなさい」「公務員が一番」などと言っていたら、今の日本の漫画界はどうなっていたのでしょうか?

環境の中でも親の存在は非常に大きいといえます

このような親は努力より夢中の方が数段優れるということを理解しています

環境を変えることは非常に重要 

環境次第で人は大きく違ってきます

貫索星も忍耐を強いられる子供時代を過ごすと『最後までやり通す強さ』が身につきますが、何でも望むままに与えられ、甘やかされた環境で育つと、貫索星独自の我慢強さや信念が育まれません

石門星も気の合う仲間だけに絞って付き合わず、苦手な人とも積極的に交わるように心がけると素晴らしい社交性が身につきます

鳳閣星はバランスをとるので、明るい人たちの中にいるよりは暗い人たちに囲まれた方が陽気で明るくなります

調舒星は「縮めば縮むほど弓矢のように伸びる」ので、悔しい想いや不安が強いとそれを糧にしてバネのように伸びます

車騎星も貫索星と同じく甘やかされるとダメで、厳しい親や上司の方が積極的行動派になります

きっちりしているように見える牽牛星も、子供時代は怠け者が多く「できれば面倒なことは人にやってもらいたい」と言う感じなので、しつけの厳しい環境で育つ方が立派になります

龍高星は好奇心を満足させてくれる環境だと生き生きするので、四角四面の型通りの環境よりは「知りたいことは知りやすい」環境だと満足感は高いです

玉堂星などは一流に学べば一流に、三流に学べば三流になります

同じ星でも環境によって大きく違ってきます

よく人生に行き詰ったら

1.住む場所を変える

2.人間関係を変える

3.考え方を変える

と陽転するといいます

ようは合っていない場所にいるよりは環境を大きく変える方がいいということです

「お前また転勤なの?大変だね」と地元の友人には良く同情されましたが、全国転勤によりコロコロ激しく変わる環境のせいで得た無形の財産も大きいです

また、よくなんでも環境のせいにする人がいますが、日本は職業選択の自由が認められた国家なので自ら環境を変えればいいだけの話です

たいがい運気のいい人はフットワークがいいです

自分の生息しやすい環境に移る・創ることは非常に重要です

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています