クロス干支とは
同じ六十干支を持つ場合(日干同士以外)相性がいいと言いましたが、変形のカタチでもつ場合もあります
同一干支をクロスして持つ場合です
この場合、表だってではなく秘かに付き合ってるカップルに多く見受けられます
職場恋愛にも多いですが、気が付きにくく、クロスで持ってるので注意して見ないとわかりません
相性はいいのですが、どちらかといえば成り行きで結びついた組み合わせで正妻や正夫の関係にはなりにくいところがあります
算命学では正妻・偏妻や偏夫・偏夫(変ではない)の2種類がありますので、正か偏かでみていきます
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正妻・偏妻と正夫・偏夫でみる結婚
正妻・偏妻と正夫・偏夫では結婚に対する考え方も似て非なるところがあります
「正規の配偶者を求める」「正規の結婚のカタチを求める」のが干合=正妻と正夫です
恋人である期間も相手がふさわしいかどうかを無意識に観察しているし、親にも納得してもらう結婚を望みます
対して偏妻・偏夫の場合は恋人を求めて、その延長に結婚というカタチがあります
形式や一般常識に対して「二人が愛し合っているのだからいいじゃないか!」という姿勢です
正妻・正夫は結婚が目的で、その前段階として恋人時代があり、偏夫・偏妻はとにかく恋愛をするのが目的で、行きついた先に結婚があるという感じです
夫婦のカタチは干合で、甲ー己 乙ー庚 丙ー辛 丁ー壬 戊ー癸の剋線+陰陽の和の5つのカタチがあり、これが正妻・正夫です
ただ、日干が甲なのに己がない場合は同じ土性の戊を代わりにします
従って偏夫・偏妻は、甲ー戊 乙ー辛 丙ー庚 丁ー癸 戊ー壬となり、陰陽の和のないストレートに剋す関係なので、見方によっては非常に刺激のある組み合わせです
この正妻・正夫を『結婚星』で、偏夫・偏妻を『恋人星』と呼ぶ人もいます
日干が
甲⇒結婚星『己』・恋人星『戊』
乙⇒結婚星『庚』・恋人星『辛』
丙⇒結婚星『辛』・恋人星『庚』
丁⇒結婚星『壬』・恋人星『癸』
戊⇒結婚星『癸』・恋人星『壬』
己⇒結婚星『甲』・恋人星『乙』
庚⇒結婚星『乙』・恋人星『甲』
辛⇒結婚星『丙』・恋人星『丁』
壬⇒結婚星『丁』・恋人星『丙』
癸⇒結婚星『戊』・恋人星『己』
となりますので、自分の陰占を見てみましょう
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「正」を結婚星「偏」を恋人星で観てみる
正妻・正夫=干合も、偏夫・偏妻も3つ以上出るのは波乱の結婚生活になります
Aさん・・・結婚星が一つ(恋人星はなし)
最も純粋に結婚というカタチを求める人で、結婚生活を大事にする人といえ、恋愛も結婚前提で始め、家庭的な人・家族を大事にする人を選び、多少のことでは離婚しない人です
Bさん・・・結婚星が二つ(恋人星はなし)
結婚の決断も早く、現実的に家庭生活をささえるしっかりした人を選びますが、正規の配偶者が2人でるわけなのでダメなら次があるという気持ちがどこかにあり、結婚の決断も早いが離婚の決断も早い傾向です
Cさん・・・恋人星一つ(結婚星がない)
常に恋をしていたい人で、いわゆる「恋愛体質」な為、いつまでも恋人同士でいられるような相手との結婚が理想となる為、恋人感が冷めて実質的な結婚生活になると一緒にいるのが苦痛になってくるので注意が必要です
Dさん・・・恋人星二つ(結婚星がない)
恋をするために生まれてきたような人で、情熱的で熱しやすく冷めやすく、一人に縛られたくないという気持ちがどこかにあり、結婚に踏みけれない人もおり、結婚しても恋人がほしくなったりする場合があります
Eさん・・・結婚星1つ・恋人星1つ
恋愛と結婚を別と考える人で、ロマンチックな恋愛を楽しみますが、ある時期になると現実的に幸せな結婚相手におさまる人が多い傾向ですが、結婚しても素敵な異性と出会うとときめいてしまうところがあります
Fさん・・・両方なし
正直出ていないものはわからないので未知数の人で、良妻良母の人もいれば、結婚や恋愛にこだわりや欲が少ない人もおり、自分軸で自由に生きる人が多く、結婚しない人もいますが複数回結婚する人も多く、傾向がつかめません
自分や相手の傾向を知り、うまく付き合うためのヒントとしてください
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました