算命学 人生の羅針盤
「人は自分の性格と異なる運命には出会わない」  人の命式に良し悪しはなく あるのは「陽転」と「陰転」だけ 
算命学でみる結婚の相性

算命学・結婚の相性‐9 同質の陰陽の和の関係

似たもの同士は相性がいいのか

好意をもつと「私達って似た者同士よね!」と思いたがるところがありますが、実際は異なる部分が多いから引き合うのです

特に新しい命である子を宿す女性は『自分がもっていない遺伝子を欲す』という生物学的な習性が無意識ですがあるそうです

その判断は臭いで判別しており、自分と共通する因子が多い人は臭いが不快で、自分が所有していない遺伝子を多く持つ人には惹かれやすくなります

自分の娘に「お父さんのものと一緒に洗濯はしないで!」などと言われたら「俺と共通の遺伝子がたくさんあるんだな!」と親近感を持った方がいいです

本来まったく同質の人には惹かれません

よく「性格の不一致」といって別れるカップルがいますが、異なる性格だから魅かれ合ったといえます

動物のメスは弱い雄や病気をもった雄との性交渉を嫌うそうです

生物は無意識に優秀な遺伝子・強い遺伝子・自分の持っていない遺伝子を取り入れて、より優秀な子孫を残そうとします

異なるといっても、天敵のような存在や反発をする関係は結ばれる意味がありません

異なるけど引き合う相手が発展性のあるパートナーといえます

【自分の命式を見る】⇒無料で算命学の命式を算出 | 算命のアプリ

陰陽の和が大切

結婚の関係である干合をみると全てが剋し合う関係です

  • (木)-己(土) (木)-庚(金) (火)-辛(金) (火)-壬(水) (土)-癸(水)
  • 剋し合う関係だけど陰陽の和があるのが干合結婚の相性です

『陰陽の和』は非常に重要な法則といえます

お互いの日干が同じ気の陰陽は相性がいい

といえます

同じ気の陽同士、陰同士はいい時はいいが、悪い時は非常に反発し合います

『甲と甲』より『甲と乙』 『丙と丙』より『丙と丁』 『戊と戊』より『戊と己』 『庚と庚』より『庚と辛』 『壬と壬』より『壬と癸』といえます

まったく同質は張り合うところがありますが、陰と陽は和する関係といえます

男は+女性は-で観る

陽は男性で+、陰は女性で-ですが、ここに環境を加えて観てみます

女の子が母親だけに育てられると×で男っぽい性格に育ちます

逆に男の子が母親だけに育てられると×で女っぽい性格に育ちます

昔から「男の子は剣道」「女の子はお茶やお花など道具を使う習い事か武道なら薙刀」と言われていました

道具をもつのが+、もたぬのが-なので、男の子が剣道をすると×で男らしい性格に

女の子が道具を使う習い事をすると×』で女らしい性格になると言われています

女の子が成長期に男性的に育つと結婚運は低下します

男性的な女性となると、女性的な男性と結婚しやすくなり、負担が多くなると考えられています

持って生まれた宿命が、時代や環境で変化していきますので、その部分も見る必要があります

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました