人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
十干の特徴

日干=己の人

陰占は無意識の自分 日干は自分のあるべき姿

算命学では十大主星・十二大従星を『陽占』と呼ぶのに対して、十干・十二支での命式を『陰占』と呼びます

陽占は有意識=自覚があるものでに対して、陰占は無意識=自覚のないものになります

最も重視されるのが『日干』で、すべての核となる十干になります

「己」は「き」「つちのえ」と読み、人々の暮らす大地を表しており、ひと言でその質を表現すると『広平』になります

人々が生活する土地や田園なので「己」の人は庶民的で味わい深い人柄です

一見、目立ちませんが内面に様々な才能を秘めており、豊かな養分をもった土地が作物を育てるように人を育てる能力があります

人生もゆっくりと歩み、忍耐強く安定した堅実な人生を築いていきます

組織の中では『縁の下の力持ち』で、不器用で真面目なたくましさがあり、表面は柔らかで用心深く平和的です

自分を容易に変えないところがあり、命令や束縛は嫌います

孤独を嫌い、グループで行動することを好み、自分で決断するよりも多数決で決めたことに従うことを望みます

安心できる仲間や環境を得た時に最も能力を発揮できるので、親しく付き合う仲間を選ぶ目はシビアです

人間関係が安定期に入ってからでないと本音では語りません

【自分の命式を見る】⇒ 算命学総本校 高尾学館 | 星出し (sanmei-gaku.com)

仕事と恋愛傾向

平静を好み、欲張らずに周囲との融和を大切にしますが、いったん安定してしまうとすっかり落ち着いてしまいます

己の人は人と人の融和を図る仕事が最適で、これまで重ねてきた信頼を基盤にして、人と交際をして行ける仕事が向いています

公平で広い視点とおおらかな人柄を生かして、お店などの人と人の交流の場を作るのにも適しています

平和主義者なのでライバルと競い合うよりも、地元商店街のような共存共栄のスタイルの方が性に合っています

居心地のいい環境作りができるので、多くの人が集まってくる街をつくれる人です

派手さはないですが信頼される丁寧な仕事を積み重ね、顧客を増やしていきます

恋愛も庶民的で平和的で平等を旨とするタイプです

他人から恋人を奪い取ったり、駆け落ちしたりなどの波乱とは無縁で、家庭的で浮かれたところがなく、落ち着いた恋愛を好みます

恋人とは常に対等な関係であろうとし、自分が10の愛情を注いだら相手も10で返してこないと気が済みません

愛情を量で計ろうとするところがあり、見返りの少ない片思いにはのめり込まず、むやみに燃え上がらず失敗の少ない恋愛をします

他の十干との相性

甲との相性は大木と大地の関係なので、大木の根が張れば大地は安定し、大地が大木を育てる関係でお互いに助け合うことができるいい相性です

乙との相性は草花は大地の恩恵を受けて広がっていくように、お互いが相手を求め、どちらにとっても相手がなくてはならない最高の組み合わせです

丙との相性は太陽のあふれる愛情に満たされますが、太陽の熱と光が大地を乾かし干からびさせるように己が疲れてしまうことがあり、相性的にはいいのですがバランスをとって節度ある関係を保つことが重要です

丁との相性はいつも何か物足りなさを感じる関係で、己が丁をサポートする力が弱いことに無力感を感じたりしますので、二人の関係を見直す努力が必要です

戊との相性は同じ土性同士、兄弟や親分子分の関係になりやすく、お互い情に流されやすい関係です

己との相性は相手も自分と同じように子供っぽく、あけすけなところがあるので安心でき、平穏で安定した関係を築いていけます

庚との相性はお人好しで遊び好きな己と激情型で行動的な庚は合わない部分が多いですが、己が庚を引き立てるようにすれば庚も落ち着いてきます

辛との相性は遊び好きでおっとりしている己とコツコツ努力する辛は基本的には合いませんが、価値観が違うことをよく理解して付き合うことが大切です

壬との相性は動きのある壬と動きのない己は、ひとたび動き出せが止まらない壬が理解できず、壬も己がのろのろしている怠け者に見えますので、相手には相手のペースがあるのだということをよく理解し合うことが大切です

癸との相性はお人好しの己と啓発的な活動が好きな癸は基本的には合いませんが、出来るだけ相手の長所を見ながら付き合っていくことが必要になります

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています