西(右手)は家庭と配偶者
東の日の昇る場所が社会面を表すとしたら、西の日の沈む場所は家族に見せる顔、配偶者、補佐役、また現実の晩年を表します
ここで配偶者としてどんな人を好きになるかや、家庭でのありかたが見ることが出来ます
従って、結婚後の家庭を持ったときにでる性格とも言えます
西に貫索星があるということは頑固が家庭にあるということで、自我が強くマイペースですから家族の言うことを聞きません
貫索星はなかなか強い星なので、大人しくても家庭はこの人のペースで動き、静かですが自分の方針は曲げません
ワンマンですが、苦しい時もじっと我慢して耐え抜き、家庭を守りきる強さは素晴らしいものがあります
人に頼らず、自分でやろうとする人で人がやると気に入らず、何でも自分でやらないと気が済まない人です
助けてほしい時も「手伝ってほしい」とは言えず、人を巻き込むことが苦手で、一人でしょい込むことになります
自我が強く出ている時は上手くいっている時で、うまくいっていない時は寡黙になり嫌なことが通り過ぎるのをじっと待っているという感じです
独自の世界をもっていて、趣味や人生観をしっかり持っている人に惹かれます
我慢が必要な人生の人には、我慢に耐えられる星がつくもので、我慢の多い結婚生活を送ると言えます
相手の中心星=胸の星に貫索星が出ている人ならば宿命の人といえ、結婚生活も長く続きます
あなたの左手(東)が貫索星・石門星の場合、二度の結婚運といえますが、相手が離婚経験者である場合か同じように二度の結婚運の場合はその問題は起こりません
結婚の場合は自分の天中殺と相手の天中殺の年は避けてください
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西(右手)の貫索星の男女別の結婚観
配偶者としては気ままでマイペースで頑固な人と縁ができやすいです
西の貫索星はお互いに同志を選ぶようなところがあり、対等な関係を望む『同格夫婦』となります
女性は横幅の広いガッチリした男性を好み、サラリーマンより一匹狼で独立独歩の事業家を選びます
顔は角ばっていて、少しえらが張るような人が好みです
男性はバイタリティーのある女性が好きで、細かいことに拘らない自分と同等に張り合うような女性に惹かれます
多少の浮き沈みに耐えられるたくましい女性を好きになります
中心(胸)の星が
貫索星・石門星の場合、気の合う友達の延長といった平等感覚の夫婦になるので、頑固が衝突することもありますがお互いの意見を認め合えば円満です
鳳閣星・調舒星の場合、配偶者の自我の高さも気にならず、尽くしてくれる優しさとたくましさをもった配偶者です
禄存星・司禄星の場合、相手の頑固さに押され気味になり我慢が続くとミゾができるので、オープンに自分を表現することを心掛けることが重要になり、子供が円満の源です
車騎星・牽牛星の場合、あなたの存在が相手に刺激を与える関係で、口げんかもありますが気を広く持つことが大切です
龍高星・玉堂星の場合、あなたが相手の頑固さを包み込む懐の深さとやさしさがあるため夫婦は円満ですが、度が過ぎると相手を甘やかしすぎるのでバランスが大切になります
西(右手)の貫索星の行動の結果と晩年
西に貫索星がある人は、行動の結果として必ず自己主張を押し通したカタチとなるので、自分の心に忠実な結果をもたらします
自分の心に忠実であるため不満は最も少ないですが、孤独の現状を生むことになりやすいです
他人に同調調和すると、自分自身が崩壊したように感じるという特性があります
晩年になるほど守備力が強くなり変化を好まなくなるので、時代の変化に乗り遅れやすく、発想の転換を心掛けることが大切です
マイペースに生きすぎると頑固な老人になりやすいです
その反面、中年期までに築いた人生を手堅く守り通していく素晴らしさもあり、晩年は個人的な運命の波乱は少ない人です
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました