人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
算命学陽占

牽牛星を陽転させる

牽牛星の特徴

牽牛星は『陰の攻撃本能』で車騎星の真反対に位置する星です

単独行動で直情で一本気な車騎に対して、集団行動、考えて行動する、理性的、理知的なタイプといえます

冷静で好機と判断すれば進むが、危ないと感じると退くのも早い冷静な戦いをするタイプです

頭脳プレーを得意として、役人・文官・官僚の星とも言われます

集団性は石門と並び高い質をもちますが、石門がフラットな「横社会」を築くのに対して、牽牛は「縦社会」のなかで才能が生きる星です

表面上はソフトで如才なく、人の上手に合わせ、上品なイメージがありますが、内面は自負心とプライドが高い質をもちます

サラリーマン社会には適しており、役目が与えられると頑張ります

牽牛には早くから仕事のワクを与えた方が成長します

ただし、見かけよりも自尊心が高いため必要以上に高い目標を強要すると、失敗を恐れ逃げ腰になります

できなくて恥をかくのがプライドが許さないのです

特別意識が高いので、いかに責任のあるレベルの高い仕事であるかを説くと、責任感をもち、几帳面に仕事をやりこなし、目的遂行能力も高いのが特徴です

ブースターのようにスタートダッシュのいい車騎性とは違い、牽牛星は一歩一歩確実にこなして目的を達成していきます

【自分の命式を見る】⇒算命学総本校 高尾学館 | 星出し (sanmei-gaku.com)

プライドの高さをどう活かすのか

私は、必ず牽牛星の部下には「いかに期待しているか、いかに役に立っているか」を常に説き、高い志を持たせるようコミニュケ―ションを心掛けていました

プライドが高いと言っても決してでしゃばる星ではなく、組織に忠実で、優等生社員が多いのが今まで見てきた印象です

牽牛星を動かすには大義名分が大事で、忠臣蔵の世界だと思えばわかりやすいかもしれません

若い牽牛星は努力家の優等生も多いですが、中には怠け者もいますので注意が必要で、どちらもプライドは高いのが厄介な点です

自尊心が高いため「できない」と言えず、失敗を恐れて行動を躊躇するところがあります

「君ならできるはずだ」「責任は俺がとる」というフォローの言葉が大切になります

牽牛星の子供には、高級な部屋の雰囲気や品格のあるしつけが有効です

牽牛星を陽転させるには

陽転している牽牛星は、責任感を強く、コツコツ確実に仕事をやり遂げます

高い志をもち、目的達成の為によく頑張ります

長期的計画性もあり、上下関係にも厳格です

陰転している牽牛星は、計画性がなく、いろいろなことから逃げ腰です

特にルーズな家やルーズな上司に育てられると、いかに楽をして過ごすかと言う怠け者もいます

プライドが高く傷つきやすい性格ですが、言われたことに傷つき、言われないように努力する性格なので、具体的であればどんどん批判をして構いません

ただ、後輩・部下等が見ていないところで注意した方がよさそうです

社会で見ていると、牽牛星には、自分で実力をコツコツとつけてきた「自力名誉運」のタイプと、とにかく他人の力を利用してきた「他力名誉運」のタイプに別れる印象があります

中年期になるとこの辺の生き方は直らないので、早いうちから「コツコツと実力を積み重ねて、自分の力で名誉を得る」ことを説いた方がいいようです

真の牽牛星は、大きな目的の為には土下座もでき、大業を成し遂げる人です

「文句や不平を言わず、自分の役目を忠実に果たす」

「どれほどの大変なことでも、逃げ出さずにやり遂げる」

これが牽牛星の陽転のポイントです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています