戊の人の役割
戊は陽の土です
日干が「戊」の人は「山」に例えられますが、山と言ってもエベレストのような高い山から名もなき小山までさまざまですが、どんな山でも人間と比較すれば巨大です
戊の人には「動かざること山のごとし」という言葉通り、どっしり構えて物事に対処する役割が与えられています
人々が不安や怒りにかられたり、浮ついたりして後先考えない行動に出そうになった時に、それを鎮めるのが戊の人です
夏山の登山や冬山のスキーのように山には人が集まってきますが、戊の人も人を引き付ける運をもっています
悠然とした態度をとり、夢や希望を大きく持ち、目標を高く掲げていれば、自然と人が集まり応援してくれる人も増えていきます
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自分磨きをして魅力度をあげる
どっしりと構えたところが魅力的ですが、臨機応変に行動するのが苦手でせっかくのチャンスを逃がしてしまうこともあります
また、いったん信じ込むと誰が何といっても聞く耳をもたない頑固な面がありますので、高度なだましのテクニックをもつ人につかまると厄介なことになります
「信念の人」ではありますが、どのような信念を持つかによって周囲の評価は変わってきます
相手に合わせるのも苦手で協調性に欠ける部分が出ると、真冬のアルプスのように人を寄せ付けない存在になることもあります
表面的には温厚で穏やかに見えますが内面には気性の激しさもあり、怒りをため続けると火山の爆発のようになる恐れもあります
怒りは小さいうちに平和的に解決しておくことが重要です
命式に「甲」と「癸」があるとプラス
山が崩れないためには木=甲が必要で、山は甲で剋さなければ土砂崩れを起こす危険があります
甲で木の根がしっかり張っている山はがっしりしています
乙ではだめです
木が育つためには雨=癸が必要です
日干が「戊」の人は命式に「甲」と「癸」があると大きくプラスになります
最初の方針をころころ変えず一つのことに邁進すれば、人望も得られ、自然と上の地位に身を置くことが出来る人です
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました