人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
働くを考える

100年時代は3段ロケットで飛ぶ

昭和と令和の見た目格差

明治に統計を取り始めた日本人の平均寿命ですが、明治は40代なのに対し令和は90歳に届きそうです

ただ社会環境もあり、明治は乳幼児の死亡率や戦争がありましたので「天寿を全うした平均年齢」は正確には測れませんが、寿命は延び続けているのは確かです

サザエさんの波平さんは54歳ですが、今でいう70代・80代に見えます

令和で言えば福山雅治さんと変わらないです

バカボンのパパも41歳です

令和で言えば綾野剛さん 斎藤工さんがこの年齢です

昭和の40代・50代のイメージはバカボンパパや波平さんのイメージです

平均寿命が延びたぶん見た目年齢も若くなってます

話題を呼んだトップガンのトム・クルーズも還暦です

鍛えられていて身体も引き締まっているし、まだまだ恋愛対象を演じることができています

トム・クルーズを老人と呼ぶ人はいません

日本でも還暦の有名人は 藤井フミヤ・久保田利伸・ 風間トオル ・豊川悦司 ・三上博史・布袋寅泰と非常に多くいます

いったい何歳からを老人と呼ぶのでしょうか?

「70歳くらいが寿命だろう」で設定された終身雇用&定年年齢や年金制度は20年・30年寿命が延びれば到底維持できず、大きく社会構造を変えることを余儀なくされます

何歳からが老人か 

人は何歳から「年寄り」または「老人」となるのか、よくわからなくなってきています

スポーツジムでも「俺より重い重量でやってる!」と感心する筋骨隆々のシニアの方もいます

自分より数倍頭のきれるシニアもいます

先日も三島市から箱根を歩き小田原市まで行った80代の方がおりました

「箱根8里は馬でも超すが・・・」とは言いますが「歩いて越す」とは言いません

人事でも「このままいくと80歳まで雇用しろと国が言ってきそうだ」とささやかれているほどです

昭和モデルの「学校を出でて就職した会社で定年まで働く」という1段ロケットでは人生の成層圏には届かず、3段ロケットが必要に思えます

個人の視点では「ずっと雇われ、途中で役職もおろされ惰性で生きるのもな・・・」と考えるし

企業側から見れば「80歳、85歳まで雇うのは勘弁してほしい」という企業が半分以上だと思います

50歳過ぎたら縛られず自由な精神で生きた方がいいと主張する人も多く、従業員で生きるのは窮屈だということです

 精神科医の和田 秀樹 さんも

「50歳を過ぎたら、自分の好きなことをやったほうがいい!やりたいことをやると毎日が充実します」

「60歳を過ぎたら、もっとやりたいことをやればいい!きっと楽しいと思える日々が多くなり、周りから『顔つきがやさしくなった』といわれることでしょう」

「70歳を過ぎたら、楽しい日々を謳歌しましょう!きっと『いつも機嫌がいいね』といわれることでしょう」

「80歳を過ぎたら、残存能力を最大限に活用しながらさらにやりたいことを続けましょう!きっと『いつもお元気ですね』と言われるでしょう」

「90歳を過ぎて、たとえ認知症になっても、やりたいことをやればいいのです!老人になっても楽しく生きることは十分に可能です」

お金と体力があるのなら「老いては子に従え」と思う必要はありません!もっと自分らしく自由に生きてもいい

高齢になったら、意欲的に物事を考えて積極的に行動することを強く勧めています

「そのように生きたほうが老化のスピードを遅くすることもできます!何よりQOL=人生の質も上がるでしょう」

と述べています

守りの姿勢で生きる必要はない 

和田さんは年をとったからといって守りの姿勢で生きる必要はなく、そのような生き方は気力も体力も時間もたっぷりある今の高齢者には不向きだと言っています

また、そのような生き方をすると、結果的に健康でいられる年数を縮めてしまうそうです

もっと積極的に生きることにより、人生の終盤における介護の期間を短くして家族の負担を軽くし、社会の負担も軽くすることになると述べています

「やりたいことをやるのは賛成だが、お金が・・・」ということをミドル世代から考えておく必要があります

シニアになってプラスαが必要ならストレスにならない程度のアルバイトをすればいいと和田さんは述べています

年金が生活保護の基準額より少なければ、生活保護を申請すれば適用されることが多いそうです

1段ロケットで人生の成層圏に行ける世代はいいですが「人生100年」ともなれば1段ロケットでは到達できません

30歳40歳で学び直して2段ロケットの為の推進力も必要になってきます

国や企業をあげてリスキリングを後押ししてくれているのはありがたいです

学び直して転職は2回・3回必要になります

アメリカのように13回転職はないと思います

日本で13回転職は「何をやっても長続きしない奴」とレッテルをはられるでしょう

本来1段目のロケットを切り離すべき時に「変化はヤダ」としがみつくと「ぶら下がりおじさん」になりかねません

NISAiDeCoなどのありがたいものも多いですし、ネット証券も増え続けています

「岸田内閣の唯一の良策はNISAiの改善」と言われるほどですから利用しないのは損です

リタイアまで時間のある人は複利の力を利用すべきです

複利はアインシュタインが「人類最大の発明」というほど素晴らしいものです

こちらは3段ロケットの為の推進力です

3段ロケットは楽しく自分らしく生きる第3の人生の為の推進力なので副収入が必要になります

Z世代は『学んで変化に対応していく』で社会に出てきていますが、社会人のスタートが『同じ会社で定年までい続ける』の頭で摺り込まれてしまっている場合は時間はかかっても思考を変える必要があります

人生の成層圏はかなり高くなったので従来の1段ロケットでは到達は困難だと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています