仲間を想う気持ちから差別が生まれる
人種差別・学歴差別・男女差別・・・・
「差別」と言うと良いイメージではありませんが、世の中には差別が多くあります
大多数の人は「差別は良くない」と理解していながら知らず知らずのうちに人と人の間に線を引いたりします
ソフトな線引きだったり、激しい線引きだったり様々ですが線を引くことから差別が始まります
元々人間は自分の考え方と大きく違う考え方を受け入れることは苦痛です
人間は自由と孤独を求める反面、石器時代より前から群れで行動していたので『仲間を想う気持ち』が備わっています
共通の思考
共通の目的
共通の利益
共通の人種
共通の宗教
さまざまなもので仲間意識は生まれます
『差別は仲間を想う気持ちから生まれる』そうです
差別していることには気づかず「俺って年代で差別していたかも」「学歴で差別していたかも」と後から気付くことの方が多いようです
人には差別を打ち消す知力がある
ロシアのウクライナ侵攻でウクライナ国民の悲惨な現状が報道されます
「なんてひどいことをする国なんだ!」と怒りの矛先がロシア国民に向いたりします
SNSへの書き込み、日本でロシア料理店を経営するロシア人などが差別されたりしますが「彼らは関係ない!むしろ同じ被害者だ」と理解する知力が人間にはあります
『差別は知性で解決される』ものなのです
根本的に差別を生まないためにはどうすべきか・・・
差別は仲間を想う気持ちから生まれるので『人に全く無関心』か『人に対して冷酷』なサイコパス気質の人間になるしかありません
差別は悪だが仲間を想う気持ちがあるのだから「この線の引き方は間違っている」と早く気付くことが重要になってきます
ソフトな線引きのうちはいいですが、深刻な人間同士の対立を生んだり、国家間の戦争を発生させたりするのが差別の恐ろしいところです
心の美しい部分の割合を多くする
「仲間想いは良いこと」で「差別はよくないこと」ならば「これって差別かも・・・」と早く気付くことが大切になってきます
人間は善から悪を生んだりするようです
中国に
最も美しいのは心であり
最も醜いのも心である
ということわざがあります
多くの人の心には美醜が同居しているのです
人生の中でどちらの心の割合が多いかで〈美しい人生〉か〈醜い人生〉かが決まると言えそうです
過ちは〈早く気付く〉〈早く修正する〉〈繰り返さない〉が人の知性の大切なポイントなのかもしれません
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました