右脳と左脳の機能の違い
人間と共存できている動物の代表が猫と犬でしょうか・・・
猫は≪ 蔵に貯蔵した食料を ネズミから守る» ために 大陸から来ました
暗闇で目が効く・音を立てずに歩ける・短距離は滅法早い・高いところに昇れる・耳がいい・臭いが無い・気配を消せる・・・
このような特性が≪マウスハンター≫に適していました
犬は≪番犬=セキュリティー≫ に適していたため人間と共同生活を始めました
馬は≪移動手段≫ 伝書鳩は≪通信手段≫に優れたいたためです
人にもそれぞれ特性があります
人は考えて行動に移します
脳は1日6万回「考える」と「想う」を行うそうです
脳の特性は ≪思考≫ ≪志向≫ ≪行動≫ に現れます
当然「得手不得手」はあるのが人間です
カタチとして文字を覚えるのが右脳です
その文字を並べて≪文≫として意味を決めるのが左脳です
物語を読んで情景が想い浮かぶ人は右脳
理路整然と話を理解するのが左脳
右脳が強い人は幼少期の長所を維持している人
左脳が強い人は大人な考え方が出来る人といえるそうです
右脳か左脳のどちらも必要な機能で どちらの使用頻度が多いかでも 違いはありますが
組織行動なら それぞれの ≪持ち味≫ を活かした方がいいと思います
右脳型か左脳型かで文も違う
私は≪右脳で考える型≫なので 行動マニュアル作成には写真を多用していました
見出し⇒写真⇒説明文
見出し⇒写真⇒説明文
≪左脳で考える型≫だと「理路整然」とした文章が 段落なく ずらっと書かれます
右脳型が観ると「こんなに文字の羅列 見る気が失せる」となります
逆に右脳型が書いたマニュアルを左脳型がみれば「説明文が少ない」となりやすいです
企業内のマニュアルは「理解する」⇒「行動が変わる」⇒「結果が変わる」が目的です
まずは万人の頭の中にインプットできるものでなければなりません
ブログを見ても≪右脳型≫の方は短文で区切り 段落が多くなります
「画像ほどわかりやすい物はない!」と写真などを多用します
≪左脳型≫の方は「これこれでこう」「それゆえこう」「だからこう」と一気に文が羅列されます
この両者は「お互いの持ち味を生かし合う」ことが重要です
右脳が働くなると
・物事に感動しなくなる
・応用が利かなくなる
・頑固になり人の気持ちに鈍い
・創造性に欠ける などの短所が出てきます
左脳が働かなくなると
・理解力や読解力に欠ける
・計算や事務能力を避ける
・倫理的説明が苦手
・集団生活が苦になる などの短所が出てきます
個人も組織も
想像と理論 ひらめきと計算
など左右の脳が連結し合っていいものが生まれます
人間同士は「対立」ではなく「和合」が重要です
他人の欠点には厳しいが・・・
一人一人は「考え方」も「感じ方」も「好み」も「才能」も違います
違う事には嫌悪感を抱く場合が多々あります
思想家のトマス・ア・ケンビスは
我々は好んで他人が完全であることを求めはするが
自分自身の欠点を正そうとはしない
と言います
人間には≪ミラーニューロン≫があり
「すごいな」「あんなになりたいな」という目で他者の優れた部分を見れば ≪わずかでも取り入れることができる≫ ということです
違いがあるから魅かれ合う
違いがあるから反発し合う
の両方があるわけです
反発するなら「魅かれて取り込む」方が人生は有意義ではないでしょうか
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました