よく学校訪問をしていた時「最近の生徒は『ここまででなにか質問はある?』と聞いても誰もしてこない 後で1対1になるといろいろ聞いてくる 皆の前で聞いてくれたほうが疑問を共有できるのに・・・」といろいろな学校で言われました
たぶん空気を読むという時世でしょう
海外の大学を出て就職した新入社員の研修も担当していました
「空気を読むってわかる?」「???」説明に苦労します
1人韓国の大学を卒業し日本を就職場所の選んだ女の子が「わかるような気がします」と言ってきました
日本の恋愛ドラマが好きで、「よく姉妹で『沈黙で会話してるのがいい』と言ってました 漫画の描写でもよくあります 繊細な描写の日本の漫画が好きで日本人と働きたいと思ってました」
1番好きだったドラマは「昼顔」 ちょっと暗めのドラマが好きな様子
この空気を読むという民族性は外国から日本に来た人たちに嫌われないだろうか・・・と思っていましたが「慣れてくるとすごくいいです!言い合いにならないし」と予想外に高評価
海外から日本に就職する外国人の若者の「日本を知って好きになった理由」は圧倒的にアニメ
昭和で火のついた日本のアニメは平成では大人になっても楽しめるものになりました
テレビでも毎日アニメが放送され、映画館でもアニメが鑑賞できる、本屋に行けば膨大な種類の漫画の本がある まるで夢の国のように言っている台湾の女性もいました
一人今年入社の男性が「日本車が好きだった でも来たらミニバンが多くスポーツ系が少なくてがっかりした」と言っていた以外は皆アニメ・漫画が日本を代表する文化のようです
平成の邦画の興行収入1位~4位はアニメ映画です
日本独自の描写から読み取らせる表現は思いのほか海外の若者の共感を呼び引き寄せているようです
「韓国はどうなの?逆に僕らが韓国で働いたらびっくりすることってある?」と聞くと「もう整形の多さにびっくりすると思います 原型とどめてない人もたくさんいます 特に美男美女の結婚で子供が生まれると『この子供どちら似?』ってなることもあります」だそうです 整形は文化のようです
思いのほか海外より日本人というのは好かれており、3・11の時の暴動も起きず秩序を守る行動性、繊細な描写表現の文化、他者への気遣いなど他国文化の人から見ると素晴らしいものが多いようです
日本の大学は定員割れが深刻です 逆に中国・韓国は大学が足りないそうです アニメを使い日本の大学への誘導をしてみるのもありかもしれません
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました