言葉は人間の生み出した道具にすぎない
行動心理学というものがあります しぐさや表情などから相手の心理を見抜くものです
FBIなども使用してます 取り調べで「あれは嘘」「これは本当らしい」などを判別する為です
行動心理士の資格は心理カウンセラーの後、獲得しました
嫌な言い方かもしれませんが言葉で発せられたことはすべて真実とは限らないからです
真実でない言葉=悪ではありません もちろん人をだます嘘もありますが
「大丈夫!あなたならできる」と思いやりから発する不信実
嘘も方便 リップサービス いやといえない性格などなど悪意でない不信実も多いのです
講師も「心理カウンセラーは寄り添って、耳を傾け、解決に導いてくれるのでありがたい存在と見てもらえますが、行動心理士は『油断ならない人』と見られるので学んだことは伏せた方がいいです」とアドバイスくれました
確かにそうです「あの人嘘見抜くスキル身につけたんだって!」「悪趣味~」ととる人も多いです
言葉は人間だけが所有するコミニュケーションの道具に過ぎないのです
人の心は行動に現れる
サイコパスやペテン師は嘘が表情に表れにくく、面接で構えてる方もカチッとしてて表情から読み取りにくいです
前者は罪悪感というものが生まれつき薄く、息を吐くように嘘が言えるし、後者は緊張状態です やはり半分リラックスした状態でないと表情には表れにくいようです
行動心理学は目下に使用するより目上に使用することが多かったです 自分に与える影響が大きいからです
自分のためを思ってくれて言ってるのか、自己のためか、単なる感情か・・・
ようは 口では何とでも言える のです
言うは易く行うは難し 口を動かすだけは労力はいりませんが、行動するのはエネルギーと時間、場合によってはお金もかかります
言うだけ と 行動してくれる には雲泥の差があります
採用企画部は結果が出ず半年で北関東の営業の支店に異動になった時です 入社後うるさい女性の先輩がいました
「同期より半年遅れてるんだからね!」
耳に痛いものは避けようとします 耳に痛くない先輩たちと飲みに行くようにもなります 楽に流れる人間の特徴です
しかし数字は嘘をつきません ある日「この先輩たちとつるんでいても数字は伸びない!」と自覚しました
うるさい先輩は毎朝7時に出社して営業のロールプレイングをしてくれました 営業のサポートもどっちの顧客かわからないくらい懸命にしてくれ、実績が大きく伸びた12月に飲みに誘われました
勝利の美酒 か 愚痴を吐き出すための慰め酒か・・・・迷わず「結果が出てからの美酒」を選ぶようになりました
口うるさいが「こいつなんとかしてやりたい!」という心意気が行動に出ていました
お陰で半年のブランクなど関係なく、営業成績も同期ではTOPグループに!非常に感謝してます
行動で全てを測ればありがたいのは親
こうして振り返っていくと、1番ありがたいのは親です
口では大していいことは言いませんが、3食与え 学校まで出してくれました
よく入社式では「初任給が出たら少なくてかまわないから親になにかお礼の品を買うこと! 皆さんは生まれた時2時間おきに母親をたたき起こしていたことを知らないでしょ! 学校に行き始めれば見えない時間が心配だし、体の具合もしょっちゅう気にかけてる 父親も皆さんのために嫌な客、嫌な上司でも耐えがたきを耐え 忍び難きを忍びここまで育ててきたんだということだけは自覚してください」と話してます
皆素直に実行してます 見ていると「最近の若い奴は・・・」などと言う気にはなりません
人は何を言ったかではなく何をやったかが重要 と言いますが、人の言葉を思い返すよりは してくれたことを思い返す方が真理を得やすいと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました