個人と環境が同じが理想
ホライドの理論は フロイトの精神分析に基づくアプローチによる理論として代表的な理論の一つです
職業選択 キャリア発達と個人の行動スタイル 人格類型を関連づけて考える人格類型論の流れをくみ、個人的特性と人的・文化的・物理的環境は相互に作用しており、人はその中で社会的・環境的課題に取り組む独自の方法を身につけるという考えに立っています
この理論は 個人のパーソナリティと環境をそれぞれ6つのタイプに分け 両者が同じであることで 安定し、満足できる職業選択ができ、成果が上げられるとしています
私達は 自分の能力が活かせる 環境を求めています その為には「タイプの分類」がよく用いられます 人間の分類方法は多種多様にあります
6つのパーソナリティと環境
【6つのパーソナリティ】
・現実的タイプ 手先が器用でもの作り 道具や機械の扱いが得意
ルールやシステムが整った環境を好む
・研究的タイプ 数学・物理・生物学に関心が強い 好奇心旺盛
分析に基づいて自分の考えを明確に表明する
・芸術的タイプ 創造性、独創性があり 繊細で感受性が豊か
言語、音楽、美術、演劇の分野で才能を伸ばす
・社会的タイプ 人間関係を大切にし,コミュニケーション能力有
教育、援助、伝えることの分野で才能を伸ばす
・企業的タイプ リーダーシップや説得力があり 外交的で野心的
人を導くこと 目標を達成することで才能発揮
・慣習的タイプ 責任感があり、緻密で人から信頼されるタイプ
情報をまとめたり整理する分野で才能を伸ばす
【6つのパーソナリティ】
・現実的環境 物,道具,機械を用いて組織的に操作することが多い
・研究的環境 生物,物理,文化に関する観察 創造的な研究を行う
・芸術的環境 自由なスタイルで非組織的に活動 芸術的想像力要
・社会的環境 援助,支援,訓練,広報,治療など他社に働きかける活動
・企業的環境 組織や個人の目標に向けて他者を動かす活動
・慣習的環境 情報処理 事務処理 順序だった作業
個人のパーティーと労働環境が合致すれば 満足度が高く、成果も出やすいとされます
ただし、人を6タイプに分類するのはかなり大雑把でもあります
欲を言えばきりがない 原点を考える
仕事がマッチングしても、働く場所、給与額、休日数、労働時間、福利厚生・・・欲求をあげるときりがないものです すべてを満たしても「人間関係が悪い」などで離職したりもします
原点は 人間にとって«生きる»とは、必要とされて働き それによって自分で稼いで自立すること です
幸福とは 人に認められること 人の役に立つこと 人に必要とされること 人に愛されること ではないでしょうか・・・
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました