人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
人財育成

自己成長は仕事の重要項目

職場とは何か

私が新入社員の時受けた入社研修の中で職場とはどういう場であるかという講義がありました 社長自らの講義でした

職場とは

1.経済安定の場

  2.人間関係の場

  3.自己成長の場

「これらが不安定だと安定した社会参加にならない」つまり退職したい気持ちに傾斜する という説明を受けました

給料をもらうために入社したんだから「経済安定の場」であることは若造でもわかりました

会社の仲間や取引先などとの社会参加の人間関係もできていくのもわかりました

自己成長ってそんなに大事か・・・・ 新入社員時、さほど気にしてなかったようです

その重要性に気づかされたのは2年前のリゾート事業の採用・教育のマネージャーに異動した時

宿泊業と飲食業の定着率の悪さは知っていました 「人手不足が深刻だから採用頼む!ということだろう」という気持ちでいましたが、問題は違いました

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 成長できないと考えると失望する

なぜ若者が短期間に退職してしまうのか・・・の理由は

・給料が低い

・労働が過酷

・人間関係が悪い

そんなところだろう・・・と思っていました

宿泊業に 営業のように数字で計られたり 開発のように商品の出来不出来もない 社員間の競争がないのだから気が楽だろう というのは間違った思い込みだと気付かされます

業界の中でもTOPクラスに給料水準は高く 時短も進んでいる 休みは月に10日もある・・・ ハラスメントもない 有休も申請すれば100%とれてる・・・ なぜ?何が不満?

ということで 若者の定着率を上げる講義、セミナーにかなり多く参加しました

たどり着いた結論は

自己成長の望めない仕事はやりがいがない

好きでない仕事は続けるのが苦痛  ということでした

「生きるために仕方なく働く」という意識はあることはありますが、若いうちはミドルに比べかなり希薄です

「 日本人のおもてなしは素晴らしい」というがそんなに高度でなく、すぐにマスターしてしまう と講師に言われたのもショックでした

人は出来るようになるか ならないか50:50位が一番やる気が出る

長い間掛けて身につくスキルが本当のスキル

各部署のマネジャーの協力を頂き作り上げたのが キャリアプラン

これはコーチングインストラクターの先生にもチェックしていただきました

1年目で身につくこと 2年目 3年目はこのレベル

5年でチーフを目指し 10年でアシスタントマネージャー 15年でマネジャーなど各部署細かく作りました

若者の大半は「好きな仕事に就くのではない」「ついた仕事を好きになるということです

給料 労働環境 人間関係 だけ良ければ大丈夫・・・ではありませんでした

いい仕事がしたい

成長できる仕事がしたい

この気持ちにこたえられない企業はダメだということですツケ

「職場は自己成長の場」ということを軽く考えてきたツケでした

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前に進む力を活かせる職場

どうもニュースや噂を聞いていると 若者の離職理由は「環境がブラックだから」「人間関係が悪く耐えられない」「賃金が低い」などが耳に入ってきます

中小企業大学の3泊3日の講義で聞いた限り「若い世代が職場に望むこと」は

・自分が成長できる職場

・楽しくてやりがいのある仕事

がダントツのTOP2だと言います

人間は死ぬまで 習得本能は変わらないし 成長したいという願望 もあります

「生きるために仕方なく」は全くエネルギーの湧かない思想と言えます

目は前向きについているので 人は前に進むように出来ているようです

前に進む力の源になるのが

目標 自身 希望 願望 夢 自身 成長 であるのだと思います

給料 休日 環境 などはあくまで2次的なカテゴリーなのではないでしょうか

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています