ストレスからくる『職場不適応』
ビジネス現場の変化はスピードを増しています
スピード化 合理化 組織の変革 ワークスタイルの多様化 などにより働く環境が日々変わりつつあります
自覚できるストレス 自覚されず蓄積されていくストレス 共にに増えてきているようです
それは大なり小なり「職場不適応」につながっていきます
仕事の生産性や効率が低下し 心身が不健康になり それが重症化もします
ケガや病気と違い メンタル面は極めて見難く 測りにくい ので厄介な問題です メンタルヘルスの問題は社会変化のスピード化と連動し、年々深刻化していると言えます
過度のストレスを受け うまく対処できず 不安や焦り 抑うつ気分などの症状が現れます
これは適応障害の一種で「職場不適応症」という心の病気である場合もあり得ます
うつ病と違うのは、ストレスの要因がなくなれば急速に回復する点です
メンタルヘルスマネジメント
作る側から売る側に異動する
2人の部下の管理から10人以上の部下の管理へ
上長が変わった
環境が変われば何かしらのストレスを受けるものです
ストレスは心だけでなく身体にもさまざまな影響を及ぼします その為いかにうまくストレスマネジメントを行うかが健康管理においては重要です
心と身体の健康を保つために必要な3つは
・いかに心身の抵抗力をつけ病気を予防できるか
・いかに病気を早期発見し適切に対処するか
・スムーズに職場復帰し仕事に適応できるか がポイントです
心も身体も調子のいい時と、悪いところがあります 問題なのは長期間不調の時です
不調 不安 葛藤 悩み が長期化しているときは 心身に不調をきたす可能性が大です
同じ職場の仲間が
・自発性が弱くなっている
・コミュニケーションがうまく取れなくなっている
・ものごとを現実的・客観的に判断できていない
・自己コントロールがうまく出来ていない
など感じたら注意して見守ってあげてください
これからの社会は「共助」が大切です 受容 共感 見守り 寄り添う などがチームに あるか否かが非常に重要です
時代は変われど「人間尊重」が職場の基本
出光興産と言う会社には「出光七不思議」という言葉があります
出勤簿なく 労働組合なく 首切りなく 定年制なく 給与の発表なく 従業員は残業手当受け取らない (6ですが)
愛情をもって訓練するには「甘えさせるのがいい」一方で甘えさせておいて 一方で鍛錬する そうすると皆、喜んで鍛錬するものだ
AIなどのテクノロジーがどんどん人の仕事を変えていくが 職場においてあくまで「人の尊厳」が一番重要であり「人間尊重」が職場の基本です
眼で美術品を見て
心で人の美しさを見る
メンタルマネジメントの知識も重要ですが その前に「人間尊重の精神」を理解して実現しているかが大切なのだと思います