世の中は良くなっていくのが基本
進歩と変化はスピードを増してます
1年で30%以上の知識やノウハウが古くなる と言われています 上書きが必要だということです
これを
「どんどん俺の身につけたものは古くなっていく」と嘆くか
「世の中はどんどん進歩してよくなっていく!」と喜ぶかは個人の考え方の違いです
毎日、人々が「もっと世の中を良くしよう」「人の役に立つ仕事をしよう」と動けば、複利の力で世の中をよくするスピードは増していきます
「今日より明日はよくなっている」のが基本です
寿命が延びていくのは良いことです ただし現実の幸福は「健康とお金」
健康に長生き と お金に困らない長生き を考えていくことがポイントです
シニア社員のキャリアカウンセリングをすると「55歳だった定年が60歳になったのも『やだな~』と思っていたのに、65歳 70歳ってどんどん伸びていく・・・55歳で定年し、悠々自適に暮らしていた親父が理想だった」という人もいました
問題なのは人生後半のライフプラン
よく不安視される年金問題ですが 結論を言えば100年は大丈夫です
株や債券で運用しながら57兆円の運用益を出しており、現在は151兆円あります 徴収されている年金保険料訳30兆円と消費税などからの20兆円のほかに しっかり増やしてくれているのです
年金とは「長生きしてしまったリスクに備える保険」のようなものです 「破綻する」と騒ぎ立てる人もいますが、国が破滅しない限り大丈夫です
それでも少しづつ支払われる年齢が後ろ倒しされたり、金額が減らされたりは考えられます
年金は大丈夫としても 60歳で定年して 40年間のライフプランです
①今の職場で雇用延長→70歳まで雇ってもらう
②投資などを早い年齢から始めて働かずとも不労所得で生活できるようにする
③小さくとも起業して 好きなことで稼いでいく
などキャリアプランを見直す必要があります
子供に頼る 財産を切り崩す という発想なしに考えていきます
大きな高収入を上げるよりは 水源=収入源を少額でも複数持つ ことをお勧めします
年金 + 事業所得 + 投資益 などでトータル現役時代と同じ給与水準を得る という仕組みです
起業も大きな財を得る という発想をせず「しょぼくても好きなことをする」という発想で考えた方がいいです
投資はインデックス投資の「4%ルール」=毎年4%づつ切り崩す で考えれば
月10万なら3000万 月15万なら4500万 月 20万なら6000万 が必要です
年金15万 事業所得10万 投資益10万 なら月に35万になります
年金25万 事業所得50万 投資益25万 なら月に100万にもなりますが、ここまでする必要はあるかです・・・
事業所得をさらに細分化、多角化しても良いと思います 5万と3万と2万の水源があるなどです 副業的な考え方でもいいと思います
水源=収入源は1つ という現役時代の発想は悩みを増やします
シニアになったら 健康の知識 健康への行動 教養を身につける 好きなことする などに時間を費やした方がいいと思います
3ステージ目の働き方改革です
具体的に考え 行動すれば未来は暗くはない
そもそもニュースや様々な情報はマイナスな未来予測が多いのです 不安を駆り立てて気を引くのです
チベットの言葉に
学ある者は過去を知り
勇ある者は未来を知る という言葉があります
歴史は繰り返すので、その原理原則を学ぶ 知識は先人の研究と経験の賜物・・・過去から学ぶのが「学」です
それを教訓にして未来を切り開くのが「勇気」だということです
知る→考える→行動する→実現する 学から勇へ
最終的に 健康でお金に困らず 「長生きしてよかった!」といえるライフプランを皆が考えなければなりません
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました