フリーランスの少ない日本
日本は従業員として企業などに就労する人が多く、フリーランスは米国の五分の一以下です
協調性が高く、勤勉ですが「言われたことだけやる」リスクを嫌う気質も影響しています
組織で従順に生きる就労を望む人が多い中、終身雇用は終わり 50年と言われていた企業の寿命も20年と短くなり 逆に人の寿命は100年時代とも言われるようになりました
学習期→労働期→引退期 いわゆる高校・大学までの学習期間が終わると就職し、約40年働き 60歳で定年を迎え引退するライフスタイルが大きく変わります
高校を卒業したら50年~60年は働くライフスタイルになり、終身雇用は終わり、企業の寿命も短くなれば米国のように3~5回の転職は普通になります
社外学習にしろ自己学習にしろ私が取り組んでいるキャリアに関する学習は
①若者の採用と定着・育成・キャリアデザイン
②ミドルのキャリア採用・キャリアプラン
③シニアの活用
④各世代のメンタル問題
を課題としています
キャリア関連の仕事の種類
この50年~60年という半世紀以上の就労期間を支えるキャリア関連の仕事にはどのようなものがあるのか
需要調整機関
ハローワーク JOBカフェ など
転職希望者への登録 情報提供 マッチング フォロー
人材関連企業
派遣業界
就職希望スタッフ登録 マッチング フォロー
人材紹介関連
職業紹介希望者登録 マッチング
学 校
大学
就職相談 セミナー開催 履修相談
高校・中学
進路相談 就職サポート 就労の教育
企 業
人事
人材計画 採用 人材配置 人材管理
教育・研修
人材開発 研修実施 カウンセリング
今後はさらに新しいキャリア関連の仕事が生まれ、また「技術者に強い」「大卒専門」などの細分化と多様性が広がっていくと思います
スタートの仕事が1番重要
「いい学校を出て いい会社に入って 従順に頑張って 出世して 無事定年を迎え退職金で引退後の生活を送る」というライフスタイルは難しくなってくるかもしれません
とはいえ「石の上にも3年」は風化しない言葉のような気がします 核となるスキルが重要になるからです
「調理師になったけど職場になじめず辞めて、セールスの仕事に就いたけど実績が作れず辞めて、運転手になったけどきつくて辞めて、工場に勤務したけど待遇に不満で辞めて・・・」では核となるスキルがありません
YAMAHAがピアノの弦を張る技術からテニスラケットを作り オートバイの技術からモーターボートを作ったように 核となる技術を転用し、多角化をしていくように 個人も核となるスキルでキャリアデザインをしていくことがこれからのキャリアライフでは重要となっていきます
私も3社経験しましたが、それぞれ 営業のやり方 採用のやり方 教育のやり方 が違います ただ核となるスキルは大きな武器なのでスキルの転用で難なく乗り切れます
プラス 自分の持ち味 も大切です
「いると場が明るくなる」「前向きに取り組む姿が周りにいい影響がある」など 組織環境にいい影響を与える持ち味を構築し採用時アピールすることも大切になってきます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました