人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
仕事の心理学

キャリアカウンセリングとは

カウンセリングってどんなスキル?

心理カウンセリングと聞くと「心理学の知識を駆使してアドバイスをし、悩みを解決してくれるもの」と思いがちです 私も最初はそう考えてました

実はカウンセラーはほとんどアドバイスなどしません 聴くことに徹します

カールロジャースは「徹底して聴くことにより 相手の未知の部分を意識レベルに上げていく」のが心理カウンセリングだと提唱しています

例えば上司への悩みで人事がカウンセリングを行うとします

「うちの部長は一方的で私達のことも考えず・・・・」

共感しながら聴き「それで・・・」「他には・・・」すべての悩み・不安・不満・葛藤を聴き出します

1回目では終わらず数回行うことが普通です

するとある時を境に自分で改善策を導き出し始めます

「部長も大変だと思います 業績は落ち続けているし 上からもいろいろと言われているし それで頭がいっぱいだと思います・・・」

「私たちも接し方を・・・ 報告の仕方は・・・ 今できる部長へのサポートは・・・」とどうすべきかに頭の中が変化してきます

不平不満で混乱した頭の中を整理し 現状を客観的に理解し その解決策を考える

身体が病んだ場合、医者や薬はあくまでもサポートで病気を治すのは自分の身体です

心も同じで自分の心は自分自身で治していくのです

人は気づいてる部分=顕在意識はたった10%です 対して気づいていない部分=潜在意識は90%と言われています 私たちは自分のことは自分でコントロールしているようで 実は90%のもの深く広い何かにいつのまにか支配されているのです

潜在意識を顕在化すること が心理カウンセリングの目的です

カウンセラーの仕事は積極的傾聴なのです

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キャリアカウンセリングの機能と目的

1991年米国NCDA(全米キャリア開発協会)はキャリアカウンセリングとは「個人がキャリアに関して持つ問題やコンフリフト(葛藤・緊張)の解決と共に、ライフキャリア上の役割と責任の明確化、キャリア計画、決定、その他のキャリア開発行動に関する問題解決を支援すること」と定義づけました

キャリアカウンセリングは単なる個人と仕事のマッチングではなく キャリアに関する悩みや問題には葛藤や不安などの精神的な問題がつきもので それらは複雑に絡み合っている 

従ってキャリアカウンセリングとメンタルカウンセリングは統合して行われるべきということです

引き抜きなどを別にして、そもそも仕事に不満がなければ我々のところにも来ないだろうし、転職も考えません

キャリアカウンセリングの機能と目的は大きくは2つ

自己理解の支援

 ・戦略策定 ・動機づけ ・情緒的問題解決

キャリア形成支援

 ・キャリア開発 ・意思決定 ・情報提供 ・個人の適応力

キャリアカウンセリングは 自身が自律的な生き方を選択し 有効なキャリア開発が出来るよう支援するものです

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 腹に落ちた決定を

日本人は「」・・・心の奥 というものを大切にします

・腹を決める

・腹を割って話す

・腹を切る

・腹の中が読めない

・腹に落とす  などなど

不平不満が渦巻いてる中での決断 心が乱れた中での決断 などではなく

精神の乱れを正し、冷静に客観的に分析し、自分の希望・志向・能力を理解し決断する

日本的に言えば 腹に落ちた決断 となるまで煮詰めると言うことになりそうです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています