筋肉肥大は痛めつけるから起こる
筋トレをやると筋肉がつく
原理は筋トレで筋肉が傷めつけられ→身体が「もっと強くしなければ!」とさらに強くして筋肉を作る→超回復により筋肥大するからです
筋トレ自体は筋肉の破壊行為なのです
これは心も同じだと思います
傷ついた心はまた同じ刺激で傷つきまいとさらに強く回復します
心にも超回復はあるのです
赤ん坊の頃は空腹に耐えられませんでした
学校に行きだすと眠いのを我慢して起きなければなりません
はじめて水で泳げばうまく泳げず苦しみます
嫌いな人に嫌いな顔をせず接する
冬の寒さに
夏の暑さに
いろいろな辛い刺激に対して少しづつ心が強化されて今があります
筋肉はトレーニングだけでつくのではありません
トレーニング+休養(48時間~72時間)+栄養の3点セットです
心の回復も同じで休養と心の栄養が必要です
「むしゃくしゃしたら〇〇してる」などは非常に重要で
好きな音楽を聴く
スポーツをする
仲間と飲む
などは回復のための栄養素です
回復時間も個人により様々ですが、社会人経験が長いと短期間で回復するようです
以前、会社の業績が非常に悪くすべての会議が非常に辛辣な時がありました
研修課の課長が「やはり支店長は皆さん心がタフですね・・・チーフ会議では皆暗い顔して帰っていきました さらに若い営業スタッフの会議など『辞めるんじゃないか』と心配になるメンバーもいます」と感想を述べてました
何度も何度も数字で詰められてますから、よく言えば慣れた、悪く言えばマヒしたといえます
まだ社会での心の強化が不十分な若いスタッフの注意したいことは
短期間に未経験の辛い刺激を受け続けることです
回復する前に次々と辛い刺激が来ると参ってしまいます
周りは正論に長けてますから「自分が悪い」とついつい考えがちです
大概の組織はバランスをとるので、一人が怒ればその他はやさしくなったりしますが 中には全体でピリピリする組織もあります そうなると心への負担はかなりきつくなります
そもそも若手社員の失敗はただの誤差です
機会は完成して作動すれば劣化していきますが、人間は逆でだんだん仕事の精度が上がってきます その辺を周りが認識していないと若手は育ちません
辛い刺激を受ければ心はさらに強く回復していく それには休養と心の栄養が不可欠
ということを覚えておいてください
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました