人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
全般

仕事には執念が必要 執念から工夫が生まれる

会社は会社の都合ばかり教育してくる

若い頃はそう感じていました

教育・研修を担当するようになると いかに経営者や部室長、支店長達が若い世代を立派に成長させたいかを望んでいることがわかりました

ワーキングスキル・・・自社で役立つ能力を伸ばす だけでなく

ヒューマンスキル・・・人間として立派に成長させる

この陰陽の2つの輪が重なったものが企業教育と理解出来ました

自社都合のみで教育をおこなえば

強育・・・とにかく我慢強い、売り上げだけを作るマシンを生み出す

狭育・・・自社都合の考え方しか知らず、自分で考えることをしない人間を生み出す

いわゆる歪んだ人間を作り出します

教育は共育でなければいけない

この教育部の基本理念を真に理解するまで1年は要しました

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仕事には執念が必要 執念から工夫が生まれる

これはあまり好きでない上司の言葉です 傲慢で自慢話が好きで数字ができないと人格否定までしてくる・・・ 好きな人はいなかったと思います

しかし実績は素晴らしく出世も早く見習うべき点も多かった人です この人は執念だけは人一倍もって仕事をしていたんだと思います

どの部署に行っても、、どの仕事をしても 執念をもって仕事にあたることが重要です

そこから工夫が生まれ、積み重なりスキルになり、また新しいスキルを生み思考になっていきます

怠けての失敗は責められても仕方ないですが執念をもって事に当たっている以上、失敗には寛容であるべきです

冷めて生きるより熱く生きたほうが幸福なのです

よく 好きな仕事を探す という人がいます 「それが幸福」であると ある意味真実であり、ある意味ずれてると思います

好きな仕事を探すのではなく今、縁があってしている仕事を好きになる ことが大事です これは一種の才能だと思います

人に対しても仕事に対しても惚れっぽいは意外に人を幸せにします

仕事に費やす時間は30%に届きませんがそのシェアは大きなものがあります

であれば 好きになること 情熱を持てること 成長できること にしていくことが重要ではないでしょうか・・・

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昨年3泊3日で「若い世代の戦力化とキャリア形成」という授業を受けました 多くの企業の役員、部課長が参加していました

若い世代の定着率や仕事への取組み姿勢に悩みながらもなんとか良くしようと悩んでいる人が多かったですが

はなから「若い世代は弱い」「組織に帰属意識がない」「思考が理解できない」と決めつけてる人もいました

決して安くはない料金を払い、3日間もの時間を費やして「若い世代を何とかしてほしい」と会社が送り込んでもこれでは組織は変わりません

そもそも退職した=企業を見捨てた ということです

なぜ見捨てられたのか・・・

退職理由を間違って分析している組織はいつまでも離職率が高いままです

シニアはビックデータ 非常に多くの経験、知識があり やりがいを感じてくれさえすれば組織の宝になります

若い世代はこれからの組織、国を支える柱であり車輪であり発動機です 若者を粗末にする国や組織に未来はないと思います

我々ミドルは若者の育成とシニアに対する敬意とやりがいの提供が出来なければ存在価値がないような気がします

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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ashikaga
採用・教育・研修のキャリアを生かして仕事を考えていきたいと思います