風水秘伝‐上

大まかな運命のポイント
風水秘伝(上)は自分に与えられている命式が環境に関係なく陽転しやすい質なのか、陽転しにくい質なのかを判定する占技です
この占技では①日干=自分 ②月支=家系 ③天中殺=家系の流れの中での役割の3つを使用します
これにより大まかな運命が把握することができます

①日干と月支の相生相剋関係を観ます
十干だけでなく十二支も五行に分類されています
木性・・・寅・卯
火性・・・巳・午
土性・・・丑・辰・未・戌
金性・・・申・酉
水性・・・子・亥
となり、日干の十干との相生相剋関係を観ます

一番上の図では自分=甲が家系=子から「水生木」で助けてもらっているカタチになります
これに天中殺の「家系の流れで観る役割」との関係を観て、矛盾があるか否かで分析をします
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天中殺で観る家系での立場
ここで使用する天中殺は「○○天中殺はどんな性格?」ではなく、家系の流れの中でも運命を観ます
植物の種も「自分の下に種を落とすもの」「風や動物に運ばれ遠くに種を移動させるもの」とありますが、家系の本流に生きるか、そこから離れて独自の生き方をするかになり、本流も最初のスタート⇒引き継ぐ運⇒最後をとりもつ運などの3段階があります

家系のスタートを受けもつのが初代運の子丑天中殺で、家系を引き継ぐとかは苦手ですが、自分の代からすべてをスタートさせる忍耐力や目下に引き継がせることには優れたものがあります
家系を引き継ぐものとしては継代運の寅卯天中殺・申酉天中殺となり、上から引き継いだものを下へとつなげていくエネルギーです
家系の流れの最後を受けもつのが末代運の午未天中殺で、自分が最後を受けもち下の代には自由にさせる・リセットする役割があり、最初を受けもつ子丑天中殺と最後を受けもつ午未天中殺は苦労を買って出るところがあります
家系の本流からはみ出して生きる一代運の辰巳天中殺・戌亥天中殺は、自分は自分という姿勢で家系から独立して自由に生きます
①陰占で自分と家系の相生相剋関係を観て
②天中殺で家系を自分から始めるのか、上と下をつなぐ位置なのか、リセットする位置なのか、独立して自由に生きるのかを確認し①と②が矛盾するか否かを分析します
矛盾がない場合は陽転しやすく、矛盾している場合は陰転しやすくなります

陽転しやすいか否か
日干と月支が相剋の場合は、家系から離れやすくなります
日干と月支が相生の場合は、家系から離れにくくなります
日干と月支が比和の場合は、家系を支配できます
※比和の場合は説明しにくく、たいがい可もなく不可もなくとなります
※午未天中殺=末代運の場合は陽転・陰転が年齢によって変わってきます
①日干が月支剋している場合は、自分が家系に対してトラブルを起こしやすくなります
②日干が月支から剋されている場合は、自分が家系から追われやすい=追い出される・なじめない・参加できない状態になりやすいです
③日干が月支を相生している場合は、自分が家系を盛り上げる関係となり自分の名が上がり、家系に頼られます
④日干が月支に相生されている場合は、自分が家系から恩恵を受けやすく支えてもらえる関係で、密接な関係になりやすくなります
⑤日干と月支が比和の場合は、自分が家系の支配者になりやすくなります
次は天中殺別に上記5タイプを観ていきます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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