人は集団で生きる動物
生き物は群れ=集団で生きるものと、単独で生きるものとあります
同じ猫目でもライオンは集団行動、虎は単独行動です
動物には群れをなすもの、夫婦のみで行動するもの、全くの単独行動のもの、いろいろな行動パターンがあります
人間とはどちらでしょうか?
人間は集団への所属欲求をもつ社会的動物と言えるでしょう
石器時代より集団で行動しているのは、一人で生きるよりは他人と協力し助け合いながら生きていく方が便利だからです
そのために生じる行動として「人の目を気にする」「マイナス評価に敏感になる」などが発生してきます
基本的には集団から外されることを嫌がり「人に受け入れられたい」「安心できる居場所が欲しい」「誰かとつながっていたい」という強い所属欲求を持っています
そういう意味では集団との間になんらかの問題、不満などがあると不安・ストレスとなりますので人間関係は悩みの上位にきます
ただ、集団性には個人差もあるのも確かで「集団のなかで行動する方が良さが出る人」「一匹狼で行動するほうが生に合ってる人」がいます
この集団性を算命学で分析してみてみます
【自分の命式を見る】⇒ 算命学総本校 高尾学館 | 星出し (sanmei-gaku.com)
十大主星にみる集団性
石門星は和合の星なのでとにかく差別なく仲間を増やします
牽牛星は石門が横に広がる組織を作るのに対して、縦社会向きです
横に広がる石門と縦に人間関係を築く牽牛で違いはありますが、この2つは典型的な集団向きと言えるでしょう
人を引き付けたい禄存星は集団の中心にいることが多いです
鳳閣星も大衆を意味しますが、この星は偏ることを嫌い公平なので偏った思考の組織だと苦しいでしょう
龍高星は改革の為には仲間が必要ですが、この星は自分の心を隠そうとします
玉堂星は学校での行動を意味しますが基本学ぶは1人です
司禄星は家族的な小集団向き
調舒星は孤独なイメージがありますが、特定の人にはかなりの愛情を傾けますので、わかってくれる人とだけ付き合うという感じで、狭く深くという感じです
貫索星は独立独歩で人に頼らずひとりでやり抜きますので典型的な単独行動です
貫索星は幼少時何でも言うことが通る家庭で甘やかされると良さが出ません
自分の意見がすんなり通る=頑固でなくてすむからで、生煮えの頑固になります
車騎星も単独行動に良さがでます
この星も貫索星同様、幼少期厳しく育てないと良さが出ません
自分の星5つに集団か? 単独か? を分類してみると「集団向き」か「単独行動か」がよくわかります
人体星図の星を観てみる
集団行動に適しているのは石門星と牽牛星です
次に適しているのが鳳閣星と禄存星
その次が龍高星・玉堂星・司禄星
表面上は明るいが孤独を好む調舒星はやや多くの人と接する集団は疲れやすいです
単独行動派は貫索星と車騎星です
自分の人体星図をみながら、自分は大きな組織がいいのか?小さな組織がいいのか?単独行動がいいのか?を分析してみるのも良いと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました