人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
社会の知恵袋

金融教育が高校の授業ではじまる

人生は自助努力

「お金なくして自由なし」生きる上ではお金は重要です

2022年4月より高校で金融教育の授業が始まります

お金についての授業がカリキュラムに組み込まれるわけです

日本人はマネーリテラシーが低い経営者でさえも米国の高校生に劣る」などとも聞いたことがあります

「お金は汚らわしいもの」という謎の清潔感があり、私の子供の頃は貯金金利が7%でしたので「貯金しとけば間違いない」という貯金神話がありました

投資などのリスクを恐れる気質も強く「株で大損した」「騙されて財産が消えた」などネガティブな情報をキャッチしやすい人が多いような気がします

故に労働市場に自分という労働資本を投資する=『従業員として生きる』しかお金を増やす手立てはないと思い込んでいる人が多いと感じます

・寿命が延びて100年時代になる

・年金はかなり厳しくなると予想される

・新卒で入社して最後まで終身雇用は不可能

ようは就職した企業が一生面倒みてくれ、退職後は国が年金で面倒をみてくれるというシステムは維持できなくなったということです

諸外国は人生は自助努力という意識が強く、日本人だけが「国が・・」「会社が・・」という依存度が高かったと言えます

これが世界の常識・標準=人生自助努力に戻っていくということです

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金融知識のないことの怖さ

私が社会に出た頃はバブル経済の崩壊後とはいえ、昭和と何ら変わらない様子でした

ただ日本経済の先の先を見ている経営者は違います

入社式の社長基調講義ではケネディの

国家が諸君の為に何をしてくれるのかではなく

諸君が国家の為に何をなしうるのかを考えよう

でした

もう今までのように国や会社に依存していると生きていけないよ!自助努力で乗り切る人生になというありがたい警告を述べたかったようですが、教養のない私は今頃理解し始めます

大学の経済学の授業でも

富は知のないところから知のある方へ流れる

というありがたい法則を伝授されてますが、三流の学生の私は理解できませんでした

稼いだお金の三分の一『源泉徴収』というシステムで搾取され『手取り』というカタチで所得を得ます

その手取りの10%は消費税で搾取され、家賃は不動産資本家に搾取され、車をもてば多くの税金、ガソリンの税金は国に、駐車場代は資本家へ流れていきます

病気のリスクのない若者から「もし病気になったら・・」と不安をあおり保険会社にも毎月お金を搾取され、まさに知のない自分は知のある人にお金を流していると気づくまでには多くの月日を要しました

知のある人=国家・資本家・大企業経営陣

知のない人=自分

江戸時代の農民は人口の85%で50%を年貢で搾取される・・・・

この社会の仕組みは今も変わらないように感じます

高校で始まる金融教育は資産形成についての内容がしっかりと盛り込まれているようです

つまり投資と言うと「リスクがあって怖い」「ギャンブルと同じ」という歪な考え方を正しい知識で教育してくれるようです

金融教育なくしてこれからの社会は生きていけないとの判断のもとに導入したようです

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人生100年時代のキモは自助努力

金融教育の重要性を国や社会が一人一人の生活を守れる時代ではなくなってきているからと説明しています

Z世代などは「国の財務状況の悪化や少子高齢化、市場経済の縮小を見てれば当然だと思う」という考えが強く、意外に腹に落ちています

資産形成という自助努力は必須と深く理解しているようです

「国は何とかしろ!」「会社は冷たい」などの依存度丸出しの世代を冷ややかな目で見ているようです

先日、会社で面白いことを言われました

「マネーリテラシーを簡単に測れる方法知ってる?」

わからないから教えを乞うと

S&P500を知ってるか否かだそうです

「なにそれ?聞いたことない」は至急金融知識の勉強を勧めた方が良いとのこと

モチベーションアップのビジネス本を皆よく読んでいますが、それよりも金融知識の方が重要なように思えてきました

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

  

  

  

  

  

  

  

  

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