調舒星の構造
人体星図に同じ十大主星が出ている場合は2連変化といい、貫索星1つ分を足します(同じ星が2つあると比和の関係が生じる)
2連変化の場合、その星の性質が倍加するか、逆現象で裏の星が出てくるかの2種類があり性質が変化します
また迷いやすくなる特徴もあります
調舒星も鳳閣星と同じく自分からエネルギーを外に押し出しているカタチですが、鳳閣星と違い「陰と陽」の相生関係となり、陰陽の和があるのですが何故かおおらかな鳳閣星と違い、激しさがあります
鳳閣星がストレートな伝達なのに対して、湾曲があり個性や独自の美が含まれた伝達になりますので、ありのままを伝達する鳳閣星と違い、独自の表現が含まれた発信になります
調舒星のキーワードは、孤独・不平不満・反発反抗・完全主義・鋭い神経で、妥協を許さず物事を極めようとする質が強く出ると優れた職人となります
表面上は明るく陽気に見えても、繊細で激しい気性を見せる時もありますが、優れた調舒星は自分に厳しく『生涯にわたり自分との戦い』が続きます
好き嫌いが激しいところもありますが「この人」という人にはとことん深い愛情を示します

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調舒星が2つある場合
調舒星が2つあると鳳閣星と同じく、調舒星に重厚感が出てきます
鳳閣星と貫索星の質も出てきますので、表面的にはおおらかな鳳閣星的な面が見えますが神経は繊細かつシャープになり、反発反抗心は増し、社会に対しての批判はより強くなります
「見かけはおおざっぱだけど実は繊細な人」で「未来を見つめている人」です
人の心を見抜く目は鋭く、非常に感性の優れた人です
人づきあいもよく明るい人という印象ですが、ものごとの真理を追究してやまず、この部分が拡大すると実社会にあまり魅力を感じなくなり、行動力もなくなります
算命学では「哲学の型」と呼びますが、せっかくの鋭い感性、頭の回転の速さ、センスの良さをビジネス世界で活かしてほしいものです
調舒星の場合『2連変化』の人が一番、意志も気も強くなります

調舒星が3つ・4つある場合
3つある場合は
だらだらせずふっきりが早い人で、家族関係のもつれでもさっさと終わらせるので「破壊の型」とも呼ばれています
ふっきりが早い分無駄に情には流されず、美に拘る調舒星の質が強く出て終わりの美にはかなり拘り、きれいに終わらせるのが特徴といえます
面倒くさくなると逃げるのも早いです
傷つきやすさも増し、復讐心が出やすくなりますので注意が必要で、かなり自意識も寂しさも強い人です
調舒星が多くなるほど実社会の地位や名誉を追求するより真理を強く追及する『思索の人』になっていき、調舒の場合2つは強くなりますが、3つ、4つと増えるにしたがいひ弱になります
4つある場合は(非常にまれですが)
非常に夢の多い人で、行き過ぎると常識のワクから外れてしまいます
何でも極限まで突き進むところがありますが、苦労をするほど人間的、精神的に次元の高い人となります
60代位になって街の片隅でひっそり暮らす人で、きらびやかさのない街の宗教家的存在です
4つある人は実際に身近では滅多に目にすることはありませんが、表面的にはどうあれかなり変わった人だといえます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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