鉄の女マーガレット・サッチャー はどんな人物
イギリスの新しい首相のトラス氏は2代目の女性首相と呼ばれています
初代の女性首相はマーガレット・サッチャーですがご存じでしょうか?
「女性のリーダーもどんどん活躍させよう!」という今と違い、まだまだ世界は男尊女卑で「リーダーは男性が適任」と思われていた時代のイギリスのトップになった女性です
イギリス初の女性首相に就任した サッチャーはイギリス経済の立て直しを図り、強い意志で改革を推し進め「鉄の女」と呼ばれていました
その強引な国内改革と決断力は国民に頼もしさを与える一方で、 同時に反発心を招くこともありました
鉄の女は2013年に87歳でその生涯を終えました
サッチャーの有名な言葉に
「リーダーは好かれなくてもよい!しかし、尊敬されなくてはならない」
「強者を弱くすることによって、弱者を強くすることはできない」
「私は意見の一致を求める政治家ではない! 信念の政治家だ!」
「 意見の一致には危険が潜む!」
などがあり私の好きな指導者の一人です
考えは運命へとなっていく
サッチャーの名言の中に有名な次の言葉があります
考えは言葉となり
言葉は行動となり
行動は習慣となり
習慣は人格となり
人格は運命となる
サッチャーの言葉通りに言えば
あなたの考えには注意しなさい
なぜならそれは言葉になるから
あなたの言葉には注意しなさい
なぜならそれは行動となるから
あなたの行動には注意しなさい
なぜならそれは習慣になるから
あなたの習慣には注意しなさい
なぜならそれは人格になるから
あなたの人格には注意しなさい
なぜならそれは運命になるから
サッチャーの残した言葉の全文はとてもシンプルで、その通りに実践すれば確実に人格者になれそうです
すべての基本は考えることから始まります
どんな環境であっても『前向きに考えること』の重要性をサッチャーは説いています
運命は自ら創っている
日本の幸田露伴も「人は性格と異なる運命には出会わない」と説いています
「短気な性格が創る運命」
「理屈っぽい人が創る運命」
「ケチな人が創る運命」
「人の良い点ばかりほめる人の運命」
「常に自己改革を続ける人の運命」
「他人を思いやる人の運命」
○○な性格が■■の運命を創り上げた・・・
運命は性格から作り出されたものだということです
社会人を長くしていると『原因他人論』の人と『原因自分論』の人とでは長い期間でかなりの違いがあります
運命というと何か自分の力ではどうにもならないことのように感じますが、実際は変えられるものだと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました