宿命天中殺とは
天中殺というと、年や月や日により12に2定期的に廻ってくるものという認識ですが、自分の命式に天中殺を背負っている人もおり、宿命に背負っているので『宿命天中殺』と呼ばれ、その影響は生涯続くため、宿命天中殺に合った生き方が必要となってきます
宿命天中殺があると中殺を受けている部分が不自然となり、助けを受けられないので、算命学で鑑定してもらうと真っ先に確認され、宿命天中殺の所有の有無で鑑定の仕方が大きく違います
たとえば、親の場所である年干支が中殺を受けている『生年天中殺』ならば親の助けを得られない宿命となり、このような人は親元を早く離れて自立する人生計画の方が運気が良くなります
親を頼らず自力で生きていかなければならない宿命にもかかわらず、親が過保護で離さなかったり、親に頼って生活していると宿命に反してしまうため運気は乱れ上昇しにくくなります
命式に宿命天中殺がでたら「俺は特殊なんだ!」と思う必要はなく、3~4人に1人は宿命に天中殺を所有しています
宿命中殺の種類は
- ①生年中殺
- ②生月中殺
- ③生日中殺
- ④日座中殺
- ⑤日居中殺
- ⑥互換中殺
- ⑦宿命二中殺
- ⑧宿命三中殺=全中殺
相互中殺や同一中殺などもあり、他にも『異常干支』などを所有している人も多く、天将星なども一種な「特殊なものを所有している人」といえますので、かなり多くの人が何かしらの特殊性をもっています
宿命天中殺があると、人生が急激に上昇したり下降したりして普通のより波乱が多い人生になりがちですが、その分、苦労を乗り越えるために大きなエネルギーを与えられているので、ドラマチックな人生を過ごして時代の英雄になる人も多くいます
生まれながらに天中殺を所有しているので免疫があり、年や月で回ってくる天中殺の災いは軽いと言いますが、天中殺の年に新しいことは始めないのが無難です
宿命天中殺の所有によって成功できる、成功できないは関係はないですが、自分自身に正直で、ありのままの自分を尊重して生きようとし純粋さや素朴な人が多く「人に役立つことをしたい」と願いながら活動すると、多くの人に好かれます
異常干支も宿命天中殺も「変なものを所有している」などと思わず「人にはない能力が備わっている」と考えた方が前向きに生きられます
宿命天中殺・異常干支に関しては別途解説する予定ですが、宿命天中殺をお互いが所有している場合の相性はどうなるのでしょうか?
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宿命天中殺同士は相性がいい
生月天中殺・生年天冲殺・日座冲殺などの宿命天冲殺を持っている場合「破れ鍋に綴じ蓋」というように、同じ宿命天冲殺を持つ者同士の方がしっくりいきます
また、宿命天冲殺所有者と異常干支所有者も仲がいいです
宿命天中殺も、異常干支も使命・役割・才能だと思ってください
特殊な自分を理解してくれる願ってもない相性です
奇数と偶数でみる順当な結婚
生まれた順番が奇数の人は奇数の人と、偶数の人は偶数の人と結びつく『順当な組み合わせの法則』というものがあります
長男と長女、長男と三女、次男と四女、三男と長女というような組み合わせです
順当な組み合わせの夫婦は離婚率が低く、生涯連れ添うことが多いようです
生まれてくる子供も、親に心配をかけるようなことはほとんどなく、おおらかに育ちます
次男として生まれたが長男が亡くなってしまった場合、偶数児から奇数児に変化しますので、奇数児になった時が結婚前なら長男としてみます
結婚後に偶数児から奇数児に変化したりすると矛盾が生じ、妻が苦労することになります
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました