四柱推命から算命学へ
最初の興味をもったのは四柱推命でした
日蓮宗の関係で多くの悩みを聞いて回っている方が四柱推命を使用していた関係で興味をもちました
人間科学は思いのほか遅れていて『自分はどんな人間』を知るべき指標がなく、人は占いのような科学ではないもので自分を知ろうとします
自分の性格・特徴以外にも知りたいのが『未来予測』や、どうすればいいのかなどの『問題解決』などです
悩みを相談されに来ても自分の知りえる知識・経験値だけでは到底さばききれないので、この方は四柱推命を身につけたのだと思います
四柱推命は本を購入して学ぼうとしても到底無理で、やはり専門の教育期間と関わらないと難しいと思います
支店長になった時、とある会社社長に算命学を勧められます
「軍略から発展したものでビジネス社会で活用できるノウハウが詰まっている」という理由からでした
科学ではないが、この占術は『人の活用の仕方』『戦略の立て方』に大いに役立ちました
四柱推命と算命学を学んだというと「どちらが優れていますか?」と聞かれますが、私はビジネスと人間関係に活用していたので算命学と答えますが、一般的に四柱推命でアドバイスを受けた人は満足な顔をしていますが、算命学でアドバイスを受けた人からは「聞かなきゃよかった」「気分が暗くなった」などという人を多く見かけます
「どちらがいいのか?」はその人の性質もあると思います
観る方からすれば「私の身につけた○○が最も優れている」という人も多いですが『信じたい欲求』からきているもので、視野狭窄としか言いようがありません
ご自分の目で確かめることをお勧めします
【自分の命式を見る】⇒ 算命学総本校|髙尾学館 (sanmei-gaku.com)
活用してこそ意味がある
人との良好な関係を築こうと思えば、まず自分の「心のクセ」を知らなくてはなりません
「個性」と言うものは言い換えれば「自分の心のクセ」です
「自分のクセ」に気づかないまま、人間関係にトラブルを起こすことは多々あります
大切なのは「自分の心のクセ」に気づく・知ることで、これが自分の潜在部分を顕在化するということにつながります
私たちは他人のことはよく見えていても、自分のことには無知なことが多く、まずは自分が無知であるということに気づき、知ろうとすることが大切です
自分を知らないことが、不幸の要因になることは少なくありません
心理学の様様な分析も、算命学の性格分析、自分を知ることに大いに役立ちますが『知った、納得した』で止まっていては意味がなく、やはり活用することに意味があります
よく見る算命学での光景は・・・
「貫索なんだから頑固でいいんでしょ」
「調舒なんだから感情は激しいのはしょうがないでしょ」
「車騎なんだから短気は持って生まれたもの」
これでは、知った⇒納得⇒次の活用と言うものがなく、ただの居直りです。
貫索星は「何かを守る⇒その為には強くなければならない」だから頑固さが与えられています
本来、自分をしっかりもった貫索は、弱いものを守り、信念がしっかりとありながら、表面はソフトです
露骨な頑固さは協調性を失い、孤独を招きます
調舒星の激しい反発反抗、不平不満は完璧主義からきており、それは向上心につなげるべきでしょう
この強い向上心から、人が無しえないところまで行くことが出来るので、調舒星には天才型や職人気質のプロと呼ばれる人がでるわけです
調舒星は、表面上明るく、面白い人が多いですが、露骨な激情はやはり孤独を招きます
車騎星の短期、攻撃、ストレートも同じくで、人が嫌がることでも進んでやる「義の精神」が車騎のいいとこですが、ただの周りとの小競り合いはやはり、孤独につながります
孤独ということは、人との関係がうまくいかないということです
自分が自分をいかに知らないかに気づく⇒ 自分を知る⇒ 知ったら活かす工夫を心がけるというのが性格改善法です
悩みの発生の根源を考える
ほとんどの悩みは、人間関係から発しているといえ、人と人の関わり方(コミニュケ―ション)がうまくいけば、悩みの大半は解決します
職場、恋愛、家族、友達、ご近所、友人、親戚・・・など、悩みで一番多いのは人間関係に起因するものばかりです
「成績で悩んでます、人間関係は関係ありません」と言う方も、成績を比べる他者がいるから悩みになるのです
社会的動物である人間は、狭義、広義になんらかのカタチで人とかかわって生きていますので、人と関わるからこそ「わたしはのんびりしてる方」「計算が遅い」「字がうまくない」のどの自己分析をするわけです
また、コーチングを受講しているときインストラクターのよく言われたのが「それはあなたの都合で見た場合でしょ」という言葉
「教えたのに出来ない」「言われた通りにできない」・・・・・それはあなたの都合で見た場合です
人間は自分の都合で動き、話してます
「人が言う『いい人』とは自分にとって都合のいい人のこと」など、皮肉な言葉があるくらい意識的にも、無意識的にも自己の都合で人と接しますが、これは当たり前と言えば当たり前ですね
ただ、コーチングのインストラクターがいいたかったのは、上司、先生、親の立場の場合それでは困るということです
逆に客の立場ならしごく当然です
人間関係を良好にするためには
①自分を知る
②相手を知る
③自分都合を出来るだけ抑え、相手の都合に合わせる
自分のわがままを抑え、相手のわがままを受け入れる
ことがポイントです
多くの人間関係のトラブルや、問題行動、心身症は「こころと身体」「知性と情動」がアンバランスになっていることから起こります
その為には、自分の中の90%ある性格、気質を少しでも理解、知ることだと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました