禄存星の特徴
禄存星は、愛情、奉仕の星と言われています
算命学の分類では「陽の引力本能」で「魅力本能」とも呼ばれます
つまり、人を引き付けたいという本能がストレートな星です
相手に自分を意識させ、相手から何かを得る星なのです
鳳閣・調舒がただ奉仕するのに対して、禄存は見返りを求めるのでビジネスでも優秀です
見返りというとお金ばかりではなく、感謝・信用・愛・徳などですから禄存星の親切に対して「感謝の言葉」だけでも満足されます
スケールの大きな愛、細かいことに拘らない、やさしく親切な人柄が特徴と言えます
そして回転財の星ともいわれ、お金に対してはどんぶり勘定ですが貯蓄型でなく大きくお金を動かすタイプです
コツコツ貯めるタイプではなく、お金をまわす=使うことにより入ってくるのが回転財で、すべて使い切ることもしばしばあります
愛もお金も大きく回転させるスケールの大きな人で人物にすると『父親』になります
【自分の命式を見る】⇒ 算命学総本校 高尾学館 | 星出し (sanmei-gaku.com)
愛情奉仕の精神を活かしていくのがカギ
禄存星の「人を引き付けたい」という強い想いは良いカタチでは愛情・奉仕・親切・魅力・平等などで表れ、愛に満ちた世界を創ります
誰に対してもやさしく親切で「来る者は拒まず」というスタイルですから多くの人を引き付けます
異性からもかなりもてますし、女性の場合は結婚すれば良き妻・良き母親として才能を発揮していきます
・誰とでも分け隔てなく付き合える
・愛情奉仕の精神を発揮できる
という個性を活かせば事業や商売の世界で大成功する可能性があります
財の星である禄存星は現実的にもたくましく、財を築く才能にも長けています
細かいことにはこだわらず、お金もどんぶり勘定でロマンにも無頓着ですが、強い現実性は事業や商売には有利に働きます
禄存星を陽転させるには
引力本能の強い禄存星は相手から無視されたり、受け入れられなかったりすると落胆し、陰転していきます
禄存星の陽転はとにかく愛情奉仕の素晴らしさを身をもって知ること
子供のころから、下の兄弟、ペットなどの面倒を見させたり、会社などでも後輩の面倒をみさせる環境で伸びていきます
陽転した禄存星はスケールが大きく、不安がありません
一日一日を楽しめ、あまり先のことを心配しません
人との出会いや、縁を大切にして徳を積み重ねます
陰転した禄存星は不安が増してきて、目先の気がかりな小さなことに振り回されます
将来にも悲観的になりスケールの小さな人物になります
やはり心を大きくもつこと、感謝の心をもつこと、そして人の役に立つことや、人を幸せな気分にさせることを心がけた行動をすると、皆に愛され禄存星が輝きます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました