目の表情から相手の心理を読む
「目は口ほどにものを言う」といいます
目は相手にさまざまな印象を与える力がありますので、対話の最中に相手の目を観察することにより相手の心理を読み取ることが出来ます
その目の動きの中でも『不自然な目の動きに注意を払え』と言われています
・下に泳ぐ目は⇒不安感情と闘いながら、思案しているしぐさです
・上に泳ぐ目は⇒過去の楽しい思い出を思い出そうとするしぐさです
・左右の泳ぐ目は⇒自信のなさの表れと言われ、人間は自信がもてないと周囲の反応が気になるため、無意識に左右を確認してしまうのです
又、目のカタチで相手に与える印象が大きく違うので、自分がどのような目のカタチで、他者とコミニュケ―ションをとっているかチェックすることも重要と言われています
コミニュケーションとは言葉だけではないのです

うそをつく時は、まばたきが増える
うそをつく時に人間のまばたきの回数は増えます
私たちは興奮したり、いらいらしたりすると自然にまばたきが増える性質があるようです
また心配なことがあったり、困った状況の時にも自然とまばたきの回数が増える傾向にあります
会話の途中で突然まばたきの回数が増えるようなことがあったら、それはウソをついている可能性を疑った方がいいかもしれません
もちろん花粉やエアコンの外部的な影響もあるかもしれませんが、行動心理学の実験からはウソをついているときだけでなく、困惑しているときにもまばたきが増えると言う結果が出ています
状況が正しく把握できず、どう答えてよいかわからない場面でもまばたきは増える傾向にあります
『まばたき=ウソ』ではなく、心の心理的葛藤がまばたきとして知らず知らずのうちに表れていると言えます

口のカタチから心を読む
口を大きく開ける姿は「無防備=開放的な印象」を相手に与えます

一方、閉じた口は、ストレスを感じていることを表現しています
特に口が消えるほど強く口を閉じている姿は、強い不快感、強いストレスを感じている可能性が高いといえます
口を堅く閉じて、下を向いているしぐさは緊張を落ち着かせようとしているしぐさです
口を大きく開けて笑っている姿は心もOPENといえます
口を強く閉じるほどストレスを感じている
口を大きく開けているほど、無防備でノーストレスといえます
日本人はあまり大きなリアクションが少ない民族ですが、小さな動きから相手の心理を読み解くのに長けた民族でもあり、言葉のやり取りだけでなく「微妙な動きから察する」ことができる繊細なコミュニケーション能力があるように見えます
「空気読めよ」などのやり取りも日本人独自ですね
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました