人間の目は前についている
学校でのいじめ問題は無くなる気配がありません
職場も同じで、人間関係で病んでいる人は多くいます
人間には〈攻撃本能〉があります
攻撃により脳から快楽ホルモンが分泌されるように出来ています
私たち人間は「目」が前に向いて付いています
これは狩りをする為の構造です
獲物をロックオンしたら 追いかけるための 目の配置です
「いやいや 俺は攻撃なんて無縁で 逃げる方だよ」
逃げる専門なら目は横についています
360度の視界を確保する為です
現代人にとって狩りは 一部の人が趣味でやる 遊びです
私たちは生まれた時から近代社会ですが 人類は狩猟生活が1万2000年以上続いてました
朝起きたら 今日の食事を求めて 狩りに出る
こちらの方が圧倒的に長かったわけです
現代は「食の確保は1次産業」「食の加工は2次産業」「食の提供・販売は3次産業」で狩猟生活とは無縁です
獲物がボールなどになり スポーツでその本能を消化しています
ゲームもそうです
≪攻撃本能»は私たちの潜在意識の奥深くに押し込められています
「コロナウイルスを撲滅する」
「スポーツ競技に勝つ」
など≪攻撃本能»は必要です
≪前進本能»とも言います
≪チャレンジ精神≫ ≪スポーツ≫で発揮されれば美しいですが
狩猟の必要がない現代は 非常に厄介な出方をします
攻撃は快楽物質が発生する
攻撃と言うと勇ましく感じますが「激しい」ものばかりではありません
「逃げる」も攻撃本能の一部です
人類は≪集団攻撃≫を得意としていました
攻撃は≪周りを引き入れて攻撃≫が多いです
そもそも芸能人のスキャンダルなど 自分に何の関係もないのに「不貞だ!」「モラルに欠ける」「人間性を疑う」と攻撃します
小学生の列に酒気帯び運転の トラックが突っ込んだ!
「運転手は許されない」「自治体はガードレールを設置してなかった」「会社の従業員管理が悪い」
格好の攻撃対象です
被害者も地獄なら加害者のその後も地獄のはずです
加害者はロックオンの対象なので配慮はしません
この辺はマスコミも視聴率の取り方を心得た報道です
「私は正義の代弁者!」と攻撃をします
周りも巻き込みます
この時に脳からドーパミンが吹き出ます
攻撃は快楽なんです
自分が「被害者」なら話は別ですが 基本 自分と関係ないことには 口を紡ぐことです
SNSの発展は≪楽しい社会≫に貢献していますが≪攻撃本能も陰湿化≫させています
いじめは快楽
正義の代弁者も快楽
政治家・有名人批判も快楽
私たちは心の奥底に ≪攻撃本能≫ を有しています
現代はそれがストレートには出ず ≪いびつな攻撃≫ で発揮されやすいです
知り合いの投資家に「年収4800万」の方がいますが 非常に穏やかです
「金持ち喧嘩せず」はよくわかります
「人の価値は苦労の数に比例する」といいます
やはり苦労の多かった人は≪陰湿な攻撃本能≫を完全に抑え込んでます
教養のあることも重要ですが 身につけるまで年月を要します
基本的に≪金銭的に裕福≫な方と≪精神的に豊か≫ ≪教養が豊か≫な方々は陰湿な攻撃とは無縁です
攻撃本能への対処の素晴らしい例
過剰に攻撃本のが強すぎる場合もあります
社会の枠の中からはみ出しやすいです
全国制覇を成し遂げた京都市立伏見工業高校ラグビー部
校内暴力で荒れた京都・伏見工をラグビーで更生した山口良治監督は 不良生徒と向き合いながら1年でチームの基盤を作りました
過剰すぎる攻撃本能を「高い目標」に向かわせて昇華させた例は多いです
攻撃本能は≪前進本能≫とも言われます
≪陰湿な攻撃本能≫は自分の中に潜む悪魔です
「陰の氣」が耳から目から入ってくると思います
そこでスイッチが入ります
「正義の雄叫びだ!」と行動する≪SNSでの正義の代弁者» ≪マスク警察≫ などなど それは「攻撃をすることにより快楽を得てる」という自覚はないと思います
入ってくるものが「陰の氣」がであったとしても
発する言葉は「陽の氣」であることが重要だと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました