玉堂星の構造
玉堂星は下の図のように、陰陽の和のある五行(木火土金水)の十干での逆順関係で創られた心の構造です
日干(自分)が甲で葵から水生木というカタチでエネルギーを送り込まれているカタチですので、外から流れ込む→習得という構造になります
陰陽の和のある玉堂星は正統派な学びの心理構造です
師から学ぶ、伝統から学ぶという習得の構造で、行動により体験学習していく龍高と異なり座学的な世界で、生け花、お茶などの古典や武道などの習得スタイルが玉堂星です
レベルの高いものや優れた師匠から学べば相当の実力者になりますが、三流を学ぶと三流になるのが玉堂星の怖いところです
従って、一流と結び付いたか、三流と結びついたかで大きく人間が異なってしまう心理構造です
玉堂星というと知的なイメージがあるようですが、三流の環境で育った玉堂星は品格がなく知的なイメージは感じません
思想・技術、共にすぐれたものを身につけ、実力者の師によって鍛えられた玉堂星は優れた人格と実力を兼ね備えたリーダーが多いです
思考は垂直思考でひたすら掘り下げていきます
趣味で始めたものがプロ級になることはざらです
クールなようで身内に対する情は非常に深く、部下の面倒見は見かけによらず良い方です
玉堂星のキーワードは、正統派・理論家・保守的・古典です
玉とは宝、堂とはそれを収めるところです
一流を学び、一流を伝えるのがこのカタチの役割なので、玉=宝は金言、すばらしい知識、高度な技術などです
良い技術、良い言葉は風化しません
管理職やリーダーになった玉堂星の『堂』を開けた時にどのようなレベルの考え方・能力・知識があるかが重要です
司禄星、牽牛星と同じく完成に時間のかかる構造が玉堂星です
玉堂星を持つ人は、自分の中(堂)に今、どのようなものが身について(収められて)いるのかじっくり棚卸(分析・総括)してみましょう
一流なものを求め、学び、次の世代に受け継ぐのがこの心の構造をもった玉堂星の役割だということを自覚してください
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玉堂星が2つある場合
玉堂星が2つあると
龍高星の性質になっていき、座学での知識の吸収の玉堂星に行動力がでて、縦社会の玉堂星が横にも強くなります
龍高星のチャレンジ精神や行動力が加わることにより、学んだものを実社会で活かそうとし、実戦的な知恵のある人なので、ビジネス現場では軍師として有能です
知識欲が旺盛で、常に最先端の情報や技術を取り入れながら行動するため、周囲からは情報通や知恵袋と高く評価されます
一般の玉堂星より現実的で世渡りの知恵もある人であり、現実社会で活動する人です
内外ともに反することなく自分自身に無理なく生きるのが最大の利点で、龍高星×2と同じく理数系にも強い人です
龍高星の性情といっても玉堂星らしい学ぶ精神も兼ね備えています
龍高星+貫索星+玉堂星のような性格の人です
水性が多いいと、木性の質がでてきます

玉堂星が3つ・4つある場合
3つある場合は
独りよがりな性格で、自分勝手なところがありますがそのわりに人には助けられます
水性が多くなるほど、助けられることが多くなります
頭が良いわりにはあれこれ考えすぎて、思考がまとまらない印象です
祖国を離れて吉で、移民・移住の時は自分勝手にはなりません
4つある場合は(非常にまれですが)
拘束の運と呼ばれ、世の中から隔離される運です
いわゆる、人生の途中に空白の時間が生まれやすいのです=長期療養や刑務所などです
性格的に力まない人です
4つある人は実際に身近では滅多に目にすることはありませんが、表面的にはどうあれかなり変わった人だといえます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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