いろいろある株式投資の種類
貯金の金利が無いに等しい時代のせいか、株式投資に関心を持つ人が増えてきました
最も手軽で優れているのが積立NISAでしょうか
今後の日本経済の状況と長寿社会を考え 副業をする=「仕事2.0」を考えてる人もいると思います
また 土地に働かせる=不動産投資
お金に働かせる=株式投資など
現在の労働所得では人生を乗り切れないから 複数の収入減をもつ と考える人は多いようです
また若い世代は 早期リタイア を目指しての株式投資に励んでいる人も多くなってきました
全くのわたくし流の分け方ですが 株式投資は4タイプあると思います
①アクティブ投資
積極的に運用し大きなリターンを狙う
リスクは大きいがリターンも大きい
②インデックス投資
初心者でもプロ級の運用ができる 複利の力
ほったらかし投資とも言われる NISAなど含む
③株主優待の為の投資
安定した企業の株主となり様々な株主優待を受ける
老舗企業は伸びないが下がらず安定している
④経営に参加する為の投資
その企業を改善改革するために株主となる
企業の業績を伸ばし株価を大きく上げる
ちなみに私は①を止め②で 私の弟は③です どれがいいとかはありません
日本人は意外に株主を理解していない
池上彰さんの「日本の戦後を知るための12人」にも紹介されている 村上ファンドの創設者 村上世彰さんは私の尊敬する一人です
もともと父親も投資家だったんですが「大学を卒業したら父の跡を継ぎ投資家になりたい」と父親に告げると 反対され「日本の仕組みをもっと知るために官僚になれ」と言われます
小学3年生の時に父親から100万円渡され「大学卒業までのおこずかいだ!このお金を増やしてみろ!」で株投資をはじめます 大学卒業時には当初の100万円は1億円を超えたといいます
東京大学卒業後 通商産業省(現経済産業省)に入省し 官僚にとして16年勤務する中で 日本経済の永続的な成長のためにはコーポレート・ガバナンスが大切だと実感 自らがプレーヤーとなって変えていこう! と決意して40歳直前でファンドを立ち上げます
株主は保有する株式数に応じて企業の経営にも参加できる「株主権」を有します
「株式会社」は投資してその会社を買った「株主」のものです つまり株式会社の経営者は 株主から委託を受けて事業を行なっている といえます
「株式会社」は経営者のものでも 社員の物でもなく 株主の物なのです
株式会社は 会社経営を所有者である株主から委託されているわけです 従って経営陣は会社に利益をもたらす責任があります
村上さんは「モノ言う株主」として経営を改善し 株価を大きく上げていきます 改善改革した会社は数知れず
本来 株主とは 株式を発行している株式会社に投資(出資)した人で その会社の持ち主のひとりなのです 株式投資の最高峰が村上さんの生き方と言えます
財源が給与所得だけでは危うい
私たちの大半は 自分という人的資本を労働市場に提供することにより収入を得ています
日本経済の雲行きが怪しい
年収は少しづつ下がり 税金は少しづつ上がっている
少子高齢化が加速していく
加えて長寿社会で老後が長い
「労働所得一本で大丈夫?」
そんな不安から 複数の財源を求め始めています
「でもお金に稼がせる知識なんてないよ!」私もそうでした
大谷米次郎は
百万円の金が出来れば 百万円の知恵が湧く
一千万円の金が出来れば 一千万円の知恵が湧く
まずはタネ銭を蓄えることからはじめよ
といいます
村上さんのような生き方は凡人には出来ません
ただ 株式投資をするなら まずその分野の一流の人を観ることが大切です
野球をやるなら一流のプロの選手を観ます
仕事なら一流のビジネス書を読みますよね
不動産投資をするならその道の一流に学び
株式投資をするならその道の一流に学ぶことです
どの分野にもランクがあります
どの分野にも哲学があります
一流に学べば一流に近づいていくし
三流を観ていれば三流の生き方になります
その人のように なれる なれないの問題ではなく「一流を学ぶ」と言うことが大切なのだと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました