東(左手)は社会で見せる顔
しばらくは人体星図の場所ごとの十大主星を書き綴っていきたいと思います
まずは東の十大主星で社会の位置、つまり他人に見せる顔になります
自分で自覚している社会的性格というより、他人から見るとそう見える顔で、外側で見せる行動でもあります
東に貫索星があると一見大人しく見えますが、ただ大人しく見えるだけでかなりマイペースです
静かに見えるのも他人とのやりとりが面倒なだけで、結局は自分のペースでしか動きません
東の社会面に貫索星がある場合、独立独歩で人生を進んだ方が生きやすいです
守りの星なので行動も積極的ではなく、自分の意見があっても言わないので大人しく見えるだけです
言われれば言われるほど黙ってしまうため無口に見えます
要領もいい方とは言えず、慣れてない人とはあまり話をしない方です
見かけより自我が強く、頑固だと言えます
どちらかというと友人は少なく、親友のみの人が多いです
友人がいてもそれぞれ独自の世界をもつ人が多く、べたべたした関係よりお互いを干渉しない人間関係を好みます
2,3人の親友がいるとその人たちとの交流が長く続きます
【自分の命式を見る】⇒ 算命学総本校 高尾学館 | 星出し (sanmei-gaku.com)
東(左手)の貫索星の仕事
仕事では忍耐強く、やり遂げるファイトはなかなかのものがあります
独立独歩の為一人でやる仕事を好み、サラリーマンなら専門職や研究職などがよく、グループでやる仕事はやや苦手です
職人になるかトップがよく、自営業や社長も多いです
自分から動かないで相手の方からやってくる仕事の方がストレスがたまりません
人を守る・命を守る・財を守る・伝統を守るなどの守る仕事には適性があります
・他人のものを保管し守る仕事・・・保管業
・人の命を守る仕事・・・臨床医・警備業
・生活を守る仕事・・・保険業務(営業除く)
・古美術品を守る仕事・・・博物館・美術館
・単独で出来る仕事・・・自営業・自由業
などです
東(左手)の貫索星の兄弟運
独立独歩で人生を歩むため、兄弟が何人いてもいずれはバラバラになります
算命学では『三雁分離』の兄弟といって、それぞれが我が道を行きます
各人が違った環境で長男長女の役目を果たしていきます
兄弟が力を合わせてまとまることはなく、共同経営などは上手くいきません
中心(胸)の星が貫索星・石門星だと自分は自分相手は相手で、お互いに頑固でマイペースです
鳳閣星・調舒星だとバラバラでも助けを受けられ、優しく頼りになる兄弟です
禄存星・司禄星だと兄弟に手を焼きいさかいが多くなりますが、他の場所に鳳閣星・調舒星があればその傾向は和らぎます
車騎星・牽牛星があると自分のペースで引きずるため衝突が多くなりますが、他の場所に龍高星・玉堂星があると母か祖母が兄弟の和をとりもってくれます
龍高星・玉堂星があると兄弟愛の強い人で、円満な関係が続きます
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました