人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
仕事の心理学

過去は美化するが未来は不安視する

不思善不思悪

「昔は良かった」「それに比べ今は・・・」「先行き不安だ」などと口にしたことはないでしょうか

人間は過去は美化する が 未来は不安視する  という特徴があります

よほどの嫌なことでない限り 過去の嫌なものは忘れ いい思い出だけを記憶に残すようです

これはいい機能だと思います

家では親にうるさく言われ 学校でも先生に注意され 友人にも不快なことを言われるでしょうが よほど強烈でない限り消去してしまうということです

だから同じ過ちをまたしたりします

学習能力の高い人間(勉強ができるとは限らない)の場合は 失敗や不快だったことを思い出しやすいらしいです

犯した過ちを重く受け止めるタイプです 繊細なのかもしれません また同じ想いをしたくないが改善改良に結びつきます

「まあ、いいか」と思えるのが一番幸せな性格とも聞いたことがあります

繊細 か おおらか か どちらがいいかは哲学的な問題ですね

禅では不思善不思悪(ふしぜんふしあく)といって

良いことも悪いこともすべて思い出さないようにしなさいと教えています 個人的には 過去は美化する 人間の気質はいいことだと思っています

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否定的思考に傾斜しやすい

 米国の牧師 マーフィーは

人間の心は放っておくと

9割は不定的方向に傾いてしまいます

だから常に肯定的思考を身につけなければなりません

と説いています

人は暗闇を恐れます 見えない部分は怖いからです

同じく未来も不安視します

「コロナで経済が奈落の底に落ちるのでは」

「年金が破綻するのでは」

「子供たちの未来は大丈夫?」

特に日本人は悲観的な思考が強く リスクを嫌います 保険業界にはいいマーケットです

過去は都合よく上書きするくせに 未来は「良くなるに決まってる!」と言う人は少数派です

現実は社会は進歩し良くなっています

少しずつ問題を知恵で解決しているからです らせん的に社会は発展しているのです

思い出すと 否定的な思いが浮かぶことは避けられません

ですが

「これからよくなるぞ!」

「苦しみの先には楽があるんだ」

など積極的に心に呼び掛けることが大事です

これは考え方を肯定する努力が必要なのかもしれません

思い出すというカタチで考えるのではなく

前向きなこと 希望をもたせること

を積極的に考えなさい

とマーフィー牧師は説いているのです

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 キャリアを積むと変化を恐れる

 GW中は長男とよく出かけました

「将来は何になりたいの?」「何を学びたいの」

少ない人生経験から答える長男に

「その仕事はこうなる」「それは学んでも意味がない」

親は子供のドリームキラーになってはいけない

怖いのは親の意識でなく 親の無意識 と言っておきながら「ダメだな~」という場面があります

「うんやってみよう!応援する」

「チャレンジすることが大事だ!きっとうまくいく」

これは意識しないとできません 親の無意識は本当に怖いです

インドネシアやマレーシアでは

若者は憧れに耐え

老人は変化に耐える

という言葉があります

若者は夢を描き 憧れをもち 自身を変化させようとするけど 思うように出来ない自分に苛立ちを覚えます

老人はこれまで身につけてきたもの 努力が不意にされることを嫌います

未来にはそれぞれの世代でそれぞれの葛藤があるようです

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

   

   

   

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています