人財育成のビジネス算命学
ビジネスに占術を活用してきた経験から、四柱推命・算命学を中心にどう活用すべきかを書き綴っていきたいと思います  また長年の採用・教育業務・管理職の経験から人生100年時代の新卒の就活、ミドルの転職、シニアの転職、キャリアプランやライフプランを企業側からの目線で情報発信していきます 
働くを考える

早くマシンに仕事を代えていくべき

加速する人手不足

タクシードライバーの定年年齢が80歳となりました

たしかに旅行や出張に行った方々から「○○温泉はタクシー不足で困ったよ」などと聞くことが増えた気がします

コロナ下でダメージを受けたタクシー業界ですが、コロナが開けても元居た従業員が戻らず「うちの営業所は半分のタクシーが稼働してない」などのドライバー不足が深刻なようです

80歳に延長したことで高齢ドライバーの大半は喜んでいるようですが、利用する側はちょっと違う声が聞こえます

「命を預かる仕事だろ?耳も遠いし、反射神経にも疑問がある」

「高齢ドライバーの事故がこれだけ問題になっていて、免許を返す動きの中で矛盾している」

「早く自動運転にしてほしい」

という疑問や反対意見が多いです

求人が全く来ないと嘆く会社も多い

先日久しぶりに求人媒体の担当者と会いました

「もう世の中人手不足が深刻ですよ」と言ってました

「1回の求人で2週間で16万として3カ月人が採用できていないサービス業が多いです」

「やっと採用できてもすぐ辞めたりして、100万円の求人費を掛けて採用0などという飲食店もあって、もう申し訳なくて」

など聞くと本当に深刻な問題です

「配膳ロボット導入すればいいのに、やはり人が笑顔で対応した方がいいというんですよ」

どうも日本人のサービス精神は過剰なところがあります

米国に行くとガム噛んでる配膳サービスする従業員もいたりするし、中国だとニコリもしません

調理ロボットもだいぶ価格は下がってきています

マシンなら採用費ゼロ・教育時間不要・残業代ゼロ・休日もいらないとマネジメントを考えればかなりメリットが大きいと思います

本当にこの仕事は人でなければだめなのか?」とよく考えた方がいいです

人がマシンに置き換えられると最初のうちは違和感があります

X世代の方なら、子供の頃は駅の改札は人が切符を切ってましたが、社会人になる時はほぼ無人改札機でした

ガスも電気もスマートメーターが出来るまでは検針の人がチェックして回っていたと思います

もうすでにマネジメントもAIがやっている企業もあります

人手不足な仕事からどんどんマシンに置き換えた方がいいと思います

たぶん人手不足を嘆いていても人は増えません

「マシンに仕事を奪われる」はずれている

一時期、2次産業がどんどん仕事を人からマシンに置き換えていきました

ただ、伸びていた3次産業が2次産業が減らした求人を吸収してくれたのでバランスはとれましたが給料は減り続けました

日本は2次産業だけをみれば世界の労働生産性と遜色ないレベルです

よく「マシンやAIにどんどん仕事を奪われてくる」と主張する人がいますが、これからの労働人口大幅減を考えれば、マシンに置き換えるスピードが遅すぎると思います

とにかく人口のボリュームゾーンである団塊ジュニアが引退する時期の日本は大変です

労働力が足りない

税金足りない

年金足りない

社会保障費足りない

介護人員足りない

などのアナーキーな社会になりそうです

タクシードライバー80歳まで雇用に対しては、報道では賞賛の声が多いです

国はとにかくできるだけ高年齢まで働いてほしいんです

人事関係者の中には「国は団塊ジュニア世代には80歳まで働いてほしいんだろうな」と述べる人もいますが、意外に真実かもしれません

長く働けば

・労働力になる

・税金とれる

・収入増で消費もする

・年金支払い延期も見込める

高齢まで働くは美しいという空気を懸命に作っているような気がします

「健康の為」「人間関係維持の為」働いている高齢者はいいとして「お金の為に仕方なく」という高齢者は多いと思います

「60歳でリタイアするのをプチFIREという」と聞いた時は「60歳は早期リタイアじゃないだろ」と思いましたが、60歳でリタイアするにはかなり計画的に準備していないと難しい時代になりそうです

たぶんX世代は段階的に年金支給年齢が上がっていくと思います

2次産業がマシンに置き換えが早かったように、3次産業もどんどん置き換えていった方が賢明だと思います

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

ABOUT ME
ashikaga
採用・教育・研修業務と営業・企画の業務が半々のキャリアでした 支店長・企画課課長・営業部長・採用教育部部長の経験あり 大企業⇒中小企業⇒大企業でキャリアを積みました 算命学は高尾学館を卒業 部下の管理や育成に大いに活かしてきました サラリーマンと個人の事業と投資をしています