岸田政権は税収入過去最高
「増税メガネ」と言われ続けただけあって、岸田政権では税収入が連続して過去最高で、石破政権になっても過去最高額を更新中です
ここまで増税が進むと国民も頭が良くなり、オールドメディアを見放しSNSからその真実を突き止めようとします
「日本はGDPの3倍の借金がある」
「このままいくと少子高齢化で年金は破綻する」
という増税擁護の理屈も通用しなくなってきました
税金と物価の上がる日本で伸び続けているのがNISAです

昭和の日本は何かにつけて「貯金!」「貯金!」でしたが、金利がつかない時代になると貯金はしなくなります
日本とイタリアの貯蓄率低下は特に顕著で、ドイツやフランスはあまり変化がありません

増税と物価上昇と少子高齢化が進む日本では「将来に対してなんかしなければ!」「貯金しててもお金は増えない」でNISAが注目されたようです
株式投資のスペシャリストからすると
「インデックス投資は安全だけど少しづつしか増えない」
「リスクは大きいがアクティブ投資こそが本来の株式投資だ」
「インデックス投資は素人の投資手法だ」
と言いますが、安全な道を長い時間かけて進む日本人にはインデックス投資の方が合っています

日本人は回転財より蓄財気質
いよいよ金利がつく時代になりましたが、貯金をすればお金が増える時代になったとも言え、ローンを組めば金利が上がる時代になったとも言えます
報道番組を見ていたら「金利7.8」という昔の数字を見て驚きます
ほっとけばお金が稼いでくれるので、それはせっせと貯金に励むでしょう
何と言っても貯金は株式投資と違い安全資産です
平成の経済の低迷と共にズルズル金利は下がり続け、底まで落ちてしまいます

・貯金してても無金利でお金は増えない!
・給料は上がらないのに税金ばかり上がり手取りは減り続ける
という厳しい時代が長く続きました
1~9月期のNISA利用状況を前年同期と比較すると、口座開設件数は160万件から303万件へと約2倍増で、成長投資枠での累計買付額は1.8兆円から7.5兆円へと4.3倍増となり、つみたて投資枠での累計買付額は約0.9兆円から2.7兆円へと3.1倍増と、いずれも大幅に増えています
これからの日本は
・資産運用立国としてNISAで資産が増えていく
・人手不足がどんどん進み賃金が上がり続ける
という明るい面も出てきそうです

資産運用立国へとシフトしつつある
家計の総資産は2144.5兆円から2179.4兆円へと1.6%ポイント増加しており、その内訳は円の現預金は11.4兆円減、構成比で1.4%ポイント低下していますが、外貨預金や外貨建て投資信託などの外貨性資産は16.6兆円増、構成比が0.7%ポイント上昇しています
ようは現金預金が減って株式投資=外貨性資産が増えたということです
外貨性資産の増加をけん引したのはオルカン(オールカントリー=全世界株式を投資対象のインデックスファンド)に象徴される投資信託で、45.5兆円から55.6兆円へと10.1兆円増、構成比は0.4%ポイント上昇しました
総じて家計部門の海外株式への関心が一段と強まったと分析できます
円貨性資産に目を向けると、外貨性資産と同じように株式および投資信託が増加をけん引しています
株式・出資金の構成比は資金循環統計で過去最高の13.7%を記録し、今回9月末時点に至るまで13%台の高水準を維持しているます
日本人の収入は『労働収入一択』という勤労思想が強く摺り込まれており「金利の高かった時代はラッキー」くらいのものでした
その為
「潰れにくい大企業」⇒寄らば大樹の陰
「雇用の安定第一」⇒終身雇用
が生まれましたが、変化の激しい時代は企業の寿命も短くなり、企業依存から脱却した生き方に変化していけないと危うくなります
欧米のように、労働市場に自分という労働力を投入するのが『労働投資』
お金にお金を稼がせる『金融投資』
土地に稼がせる『不動産投資』
印税や特許やYouTubeなどで稼ぐ『権利投資』
など幅広く収入源をもつ必要があります
「もう株式投資だけで食べていけるから労働はしないもんね!」という欧米のFIREなどは、労働信仰が摺り込まれた日本人からすると「けしからん生き方」と見えますが、労働のみが収入源という生き方も欧米から見ると危うい生き方なのです
長期にわたる人手不足は長期にわたる賃金上昇になり、日本は縮んでも世界は伸び続けるので全世界株式に投資するという新しい上昇の波が来ているようです
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
