乙の人の役割
甲が陽の木に対して乙は陰の木になりますので、草花に例えられます
草花は一見ひ弱そうに見えますが放置しておくといつの間にか生い茂りますので、生命力は相当強いと言えます
木が育ちにくい高山や海辺にも草はしたたかに生きています
乙の人にも重要な役割があります
緑に覆われた草原は人々に心の安らぎを与え、薬用や穀物は人の生命維持には欠かせないものです
『一見目立たない様で多くの人に良い影響を与えている』
乙の人はそんな存在になる役割が与えられていると言えます
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雑草魂といわれるしたたかさ
乙の人は一見、温厚でおとなしそうですが『雑草魂』という言葉があるように、なかなかのしたたかさを兼ね備えています
自分からあまり敵をつくらないのでどんな人ともうまくやっていけるという強みを持っています
好き嫌いが出やすい甲の人に比べ、乙の人は好き嫌いを表に出しにくいです
協調性があり、多少妥協しても物事を進めていく柔軟さをもっています
それ故に、批判的な人からは周囲に左右されやすく、言動がコロコロ変化すると言われたりすることもあります
弱い面が出ると依存心が強くなり、結果的に騙されたり、弱みを握られて窮地に陥ったりすることもあるので注意が必要です
命式に「丙」と「癸」があるとプラス
草花が成長するためには「太陽の光」と「雨水」が必要です
つまり日干が乙の人は命式に「丙」と「癸」があると大きなプラスになります
それと草花を刈るためのハサミ=「辛」があると穀物、薬草として役立つように人の役に立つことが出来ます
辛があると自分を律することが出来、社会で有益な人になりやすくなります
日干が乙の人の特徴は「協調性」「柔軟さ」「したたかさ」といえます
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