投資家はほとんど独学
前回「最初は投資を理解できなかった」と言いましたが、今のように学校教育に『金融の授業』がなかったので金融知識は家庭教育がメインになります
Ⅹ世代・Y世代の親は「貯金しとけば間違いない」「お年玉は郵貯に入れなさい」が多く、当時の環境では間違っていません
投資家で生きている人は『独学で知識とノウハウを得た』といえます
不動産投資は仲間で集まって情報交換・勉強会など良くしますが、株式投資は割と一匹狼が多いです
密かに学んで、密かに実践して、密かに収益を得てる人がほとんどです
書籍の出版やYouTubeを熱心に発信する人もいますが、ごく少数派です
どんなに偏差値の高い大学の経営学部の授業でも「金持ちになる方法」は教えてくれません
①労働市場に自分という労働力を投資してお金を稼ぐ
②株式市場に金融資産を投資してお金に稼がせる
③不動産市場に投資して土地に稼がせる
④本の出版・特許所得・YouTubeの広告収入などは知的資産です
大雑把に言うと投資はこの4分類ではないでしょうか・・・
どれも教えてくれる学校はなく独学になります
理解できないことはやらない
世界三大投資家のローレンバフェットは「自分が理解できないものに投資しない方がいい」と言っています
「騙されたと思って」「俺を信じて」で始めるなということです
前回の「日本人は投資をしない」をTwitterにあげたら仲のいいフォロワーさんに「投資はマイナスにもなるし危険としか思えないし、儲かる仕組みがわからない」と言われました
理解できないなら手を出さない方がいいと思います
私が株を始めたのは早期退職で大きなお金が入った時でした
「こんな金額を投資に全て回しいていいのか・・・」とビビります
不動産投資の時も「4500万円も借金していいのか・・・」とビビります
確信をもって堂々と・・・は最初からは無理だと思います
そもそも『いい話は向こうから来ない』もので『いい話は埋蔵金と同じで探し当てなければならないもの』だと思います
書籍はまだしも、YouTube・Twitter・ブログの情報は玉石混交です
行動に移さないのは
・理解できないから
・時間的余裕が全くない
・グズ (最も多い)
のどれかで「やるべき」と理解できても94%は行動に移さないそうです
「老後に備えて・・・」と言いますが、最も難しいのが「何歳まで生きるかわからない」と言うことです
100歳超えるのか、明日あの世に行くのか・・・「どのくらい備えればいいのか?」は計画しずらいです
投資には危険も多い
落とし穴もたくさんあります
株式投資で言えば、国がNISA商品を決める時なんと『94%の投資信託はゴミ』だったそうです
「半分じゃないの・・・?これじゃほとんどダメじゃん」
世の金融商品はプロから見ると5~6%しかまともなものがありません
くれぐれも銀行・証券会社の窓口に近づかないことです
ポンジ・スキームという輩もいます
私も「そうではないかな・・・」という話に引っ掛かりそうになったことがあります
都内某所で不動産投資仲間やこれから始める人が集まった時に知り合い「情報交換しませんか?」と1~2回食事しましたが「不動産投資する気はなさそう」と気づきます
その後「一口300万円預けてくれれば毎月30%の利益を払います」という提案を受けます
30%ってすごいです!600万円預ければ毎月18万円入ってきます
もしこれがポンジスキームならば、3回ほど18万振り込んで跡形もなく消えます
バフェットの言う「自分の頭で理解できないものに投資するな」
投資家がよく言う「いい話は向こうからは来ない」
の鉄則に従い乗りませんでしたが、このサギ行為は100年以上前にチャールズ・ポンジさんが考えたパーフェクトサギ手法のことだそうです
異常な高利回りには注意が必要です
不動産投資はいくつも壁が存在します
・まず何千万もの融資がおりるか・・・という壁
・次にいい物件は新参者にはなかなか回ってこないということ
金融商品にも不動産にもゴミ物件はあるので『独学で学ぶ』『成功者に頭下げて学ぶ』ことが必要です
理解できないものは手を出さない方がいいと思います
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました