人のもつ才能とは
「人間がどういう才能をもっているのか」を算命学の定義でみていきます
一般的に才能とは
①人から認められる能力
②客観的評価
③世の中の役に立つ能力
となりますが、算命学の定義では欲望的なもので
①ついやってしまうもの、ストレス解消になるもの
②思考・興味に近いモノで自然にあふれ出てくるモノ
となります
いわゆる『○○している状態の時が安心する・楽しい・ストレスが解消される』というもので、この〇〇を探ります
子供も3歳4歳になってくると絵を描いたり、物を作ったり、歌ったりします
子供自身は絵を描いているという自覚はなく、絵を描いている状態が一番安心でき、楽しいので「絵を描くのをやめなさい」と言われるとストレスになります
ストレスになるから絵を描くのであり、絵を描くから心が安らぐので、才能とは一種のエネルギーのようなものといえます
才能は心の中のどこかに、どうしようもないエネルギーが固まっている状態で、その凝固がエネルギーになっています
才能とは理性が及ばないものなので「なぜその才能が伸びたか?」「なぜ上手いのか?」などは、努力をした訳ではなく人に説明するのは困難です
従って欲求のままに好きなことをして自然にできる人はコーチにはなれません
嫌なことをやる時には効率を考えますので、好き嫌いに関係なくやった人は人に説明ができます
最初は自己満足の才能でも、だんだん世間に認められる才能になります
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現実才能か精神才能か
才能がその人固有のエネルギーが凝固したものであるならば、命式内の十大主星を見てみます
まずは才能を精神か現実かに分けます
タテ線にある星は精神を表し『思考の星』に分類されます
鳳閣星・調舒星・龍高星・玉堂星が精神的傾向の星です
ヨコ線にある星は現実をあらわします
貫索星・石門星・禄存星・司禄星・車騎星・牽牛星が現実的傾向の強い星です

五本能で十大主星を見てみれば、習得本能の龍高星・玉堂星は『入れる頭』で、伝達本能の鳳閣星・調舒星は『出す頭』となります
ヨコ線星では保守が貫索星・石門星、引力が禄存星・司禄星、動くが車騎星・牽牛星となります



命式上のタテ線⇒ヨコ線をみる
まずは人体星図のタテ線にタテ線星=思考の星があるか否かに注目します
頭・中心・腹に一つでもあれば精神才能領域、一つもないと現実才能領域となります


①精神才能領域の場合は、自分で考え自分で判断したがるので好きに生きれるほど才能が出やすくなり、集団の中ではトップや一匹狼的な方が生きやすくなります
常時、考えるクセがあるので人の言葉は鵜呑みにせず、考えなくても良いところでも考えようとします
内面ではそのまま組織には従わないところがありますので、集団の中では指導的立場や自由に動ける立場が適しており、複雑思考になりやすく学者や芸術家にも多くなります
自意識は高くなりがちであり『自由業の型』といえます
②現実才能領域の場合は、考えなくても良いものは考えず組織に従います
自分なりに考えたりもせず、集団に溶け込みやすく歩調を合わせることができ、効率は良くなります
思考は単純なのでサラリーマンには最適です
次は人体星図のヨコ線にタテ線星=思考の星があるか否かを観ます
タテ線は考える時に稼働し、ヨコ線は行動を起こす時に稼働します
ヨコ線にタテ線星がある場合を『立型』 ない場合を『坐型』といいます
左手・中心・右手に一つでもタテ線星があれば立型、一つもないと坐型となります


①立型・・・行動しながら考える人で、常に考えているので不測の事態への対応は早いですが、雑念も多くなります
行動と思考が一体化しているので、仕事をしながら次の段階を考える利点がありますが、悪く出ると中途半端に実行されやすくもなります
②坐型・・・余計なことは考えずに行動しているので、雑念がなく行動できます
行動の中に思考が入らず全エネルギーを行動に投入している為、不測の事態にはどうしてよいかわからなくなります
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました
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