手のしぐさで想いを伝える力は強まる
コミュニケーションの時、活発に手を動かす人がいます
その方が相手に伝わりやすいです
手は私たちの想いをより強く伝える力があります
反面、相手に不快を与えてしまうこともあります
不快に感じる手のしぐさは
①相手を指さすしぐさ
②手招きで相手を呼ぶしぐさ
③会話中に服についたごみをとるしぐさなどです
悪気はなくとも不快に感じる人は多いです
会話中に手の動きを加えることにより、相手はよりこちらに注目して話を聞いてくれる効果があります
私て知の手は『豊かな表現力』をもっているのです
手を隠したコミュニケーションは、相手に消極的なイメージを与えやすく、本音で話してないと思われたりします
しっかり伝えたいのならば、相手から見える位置に手を置くように心がけましょう
手のしぐさには、その人の考え方・感じ方を理解する情報がたくさん隠されています
手を組む・腕を組むしぐさから読み取る
会議中によくみられる〈テーブルの上で手を組む〉しぐさ
親指を上に向けていると『ポジティブな考え方』をしている
親指を隠す時には『ネガティブな考え方』と言われています
全体的に指が上を向くしぐさは〈ポジティブな心理状態〉の時が多いです
親指が上を向いた会議は活発に意見が出ることが多く
親指が隠れた会議はその逆になる傾向があります
指が全て上を向く〈尖塔せんとうのしぐさ〉は強い自信の表れで、社会的地位の高い人に多く見られます
尖塔のしぐさ
ポケットに 親指だけ入れる男性も、自信のない表れのようです
〈腕組みのしぐさ〉は『何か問題が起きてその解決方法を考えている』時にみられるしぐさです
腕組みは男女で意味合いが多少違います
男性の場合は『権威や縄張りを印象付ける』場面が多く、若干威嚇の意味があります
女性の場合は『不快な感情から自分を守るなだめ行動』であることが多く、座っているときに、バックなどを抱えるしぐさなどは『不安・不快感情から自分を守るしぐさ』のようです
腕組みは〈体が楽だから〉〈寒いから〉でも見られますので、注意が必要です
〈腰に手を当てひじを張るしぐさ〉も腕組みと似た心理が読み取れます
腕のしぐさも相手に不快感を与える可能性があるので、注意が必要です
握手と手の温度・湿度
良く握手をすることで相手を計ろうとする人がいます
分析の仕方はここに違います
〈手のひらの厚みを見る人〉〈握る力を見る人〉〈温度を見る人〉
その人独自の経験からくるノウハウがあるようです
〈手の温度が高い人〉は人づきあいが好きで、人との関りを積極的にとろうとします
〈手の温度が低い人〉は人づきあいが苦手で、人との関わることを回避してしまうタイプが多いようです
〈手の湿度が高い人〉は内向的
〈手の湿度が低い人〉は外交的
〈握手を強く握る人〉は他者に対する抵抗感が低く、積極的
〈握手を弱く握る人〉は相手に対して無関心
とされています
あくまでも一般的な統計です
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました