幸福は大切だが計れない
人は誰でも幸福を求めて行動しており「幸福とは何だろう」と考えたことがあると思います
「幸福」については古来より、哲学者・心理学者・宗教家・政治家・教育者などが様々な研究をしてきました
「お金があれば幸福か?」も年収800万辺りから横ばいになるそうです
年収1千万円も年収1億円も幸福度に差が無いということです
いくら巨万の富があっても健康でなければ意味がありません
が『健康は失ってから大切さを知る』ことが多く、普段の生活で「目が見える」「歩ける」「モノが食べれる」などに幸福感を覚える人は少ないです
社会環境や教育でも幸福感は変わってきます
資本主義だと「いい大学を出た」「社会的に成功した」などが幸福感だと摺り込まれます
「今、幸せですか?」
「幸せってなんですか?」
は意外に難しい質問です
人は感情8割の生き物なのでその日の気分でも答えが違いそうです
物差しのない『幸福』を脳内物質で計ってみます
3つの脳内物質
幸福を司る脳内物質は3つあります
安らぎ・癒しから分泌されるセロトニン
愛情・交流から分泌されるオキシトシン
達成・成功から分泌されるドーパミン です
科学的に幸福を見れば「セロトニン的幸福」「オキシトシン的幸福」「ドーパミン的幸福」の3種類があるということです
好きな音楽やきれいな景色を見てくつろぎ「癒されるな~幸せだな~」と感じているのがセロトニン的幸福です
感謝されたり・愛情を受けたり、人といいつながりをしている時がオキシトシン的幸福です
何かにチャレンジし、熱中し、達成した時に感じるのがドーパミン的幸福です
逆を言えば
忙しすぎて「休めない」「自分の時間がもてない」などはセロトニン的幸福が得られず
人間関係が悪い時はオキシトシン的幸福が得られず
成果を出せない時はドーパミン的幸福が得られないということです
死ぬときに後悔すること
人は死ぬときを迎えた時、何を後悔するのでしょうか?
死ぬときは邪念なく真実な気持ちが表れそうです
1.健康を大切にしなかったこと
2.たばこを止めなかったこと
3.生前の意志を示さなかったこと
4.治療の意味を見失ってしまったこと
5.自分のやりたいことをやらなかったこと
6.夢をかなえられなかったこと
7.悪事に手を染めたこと
8.感情に振り回された一生を過ごしたこと
9.他人に優しくしなかったこと
10.自分を一番と信じて疑わなかったこと
11.遺産をどうするかを決めなかったこと
12.自分の葬儀を考えなかったこと
13.故郷に帰らなかったこと
14.美味しいものを食べておかなかったこと
15.仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16.行きたい場所に旅行しなかったこと
17.会いたい人に会っておかなかったこと
18.記憶に残る恋愛をしなかったこと
19.結婚をしなかったこと
20.子供を育てなかったこと
21.子供を結婚させなかったこと
22.自分の生きた証を残さなかったこと
23.生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24.神仏の教えを知らなかったこと
25.愛する人にありがとうと伝えなかったこと
書籍「死ぬ時に後悔する25のこと」より
「健康についての後悔」
「やらなかったことに対する後悔」
「感情に振り回されたことによる後悔」
「仕事ばかりで時間を有効に使えなかった後悔」
「人に対する後悔」
が多く見受けられます
この辺に「いかに生きることが幸福か・・・」の答えがあるような気がします
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました