スタートラインからしてかなり違う
世の中、平等な部分を見つける方が苦労をします
周りを見渡しても、日本を見回しても、世界を見渡しても平等など少ないのが現状です
世の中は平等にできていないのは子供でも知っています
平等なのは自然界なら「1日は24時間」
法治国家なら「法の下に平等」くらいです
・家が貧しく進学できなかった
・両親がいない
・かなり田舎に生まれた
・身体的に・・・
数えたらきりがありません
これらは自分のせいではありません
日本はそれでも先進国なので
・義務教育はしっかり受けられる
・餓死するようなことは少ない
・殺人も世界TOPに少ない
など他国に比べれば恵まれている方です
全てにおいてスタート位置が違います
大学の同級生で、高級マンションに住み、ポルシェを乗り回してる友人がいました
アルバイトなどはせず、毎日楽しそうに遊んでいます
「絶対に社会に出てから苦労するよ!」
と思っていましたが、ノルマの厳しい大手証券会社で常にTOPクラスの実績を上げ、出世も群を抜く速さ
支店長には最短でなり、年収はかなり高かったようです
こちらはバイト漬けの毎日でした、どうやら〈やっかみ〉だったようです
知恵を出せの意味
「知恵を出せ」と言われると、何か斬新なアイデアを出すことと思いがちですが
知恵とは『恵まれしを知る』=自分の足元・周りの環境を見渡し、恵まれている部分を見つけることから始めることだそうです
ポルシェの同級生も〈兄弟仲の悪さ〉〈浪費癖〉〈アルコール依存〉などで苦労したと聞きます
彼には彼なりのロストポイントがあったようです
自分のマイナス点を改善する努力と
自分の恵まれている部分の再確認の両方が大切です
人は当たり前になると有難味を感じなくなります
選挙権も最初は富裕層の男性のみで、国民の3%にしかありませんでした
「俺たちにも選挙権を!」
「女性にも選挙権を!」
長きにわたり闘争が繰り返されます
「18歳以上の男女全員に選挙権を与える」となると
半分は無関心になります
無いと求めるが、手に入ると飽きる子供のようです
仙人思想とは
〈仙人〉というと、山の中に住み、特別な力をもった人格者の長老・・・などと発想してしまいます
人には他人と比べ〈欠けている部分〉=谷があります
逆に、親がいる・目が見える・仕事がある・ライフラインに支障がないなど『当たり前に感じている幸福部分』=山があります
常に恵まれていることに目が行く人=山に人偏で『仙人』
常にかけてる部分に不平不満を言う人=谷に人偏で『俗人』
という分類だそうです
生まれた時
社会に出た時
スタートラインが大きく後退している場合もあります
ペルシャでは
鏡は見たものを忘れる
ということわざがあります
イスラムの世界では、鏡は化粧道具以外にも使われる生活の必需品です
鏡は人の姿は映すが、それをとどめません
自分の心を映して、自分の欲望や他人への悪い想いを拭い去るということを表した言葉です
マイナス面は「忘れる」「意識しない」ということが幸福の条件のようです
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました