算命学 人生の羅針盤
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算命学人物解説

小野田紀美・片山さつき両大臣の人体星図

能力主義選抜の内閣

前内閣が「議員としては長いが大臣未経験者」を中心に「そろそろ大臣にしてやるか」と起用した人の集まりで、人を押しのけるような人ではないおおらかな人が多かったですが実力者ではない集団でした

多少は派閥の力学が働くにせよ、高市内閣は能力重視+馬車馬のように働く人たちの集合体となり国民支持率も非常に高い期待された集団です

「総理にただなりたいだけの人」が2代続いた間にだいぶ日本も弱体化し、多くの問題が手付かずなので、ある意味後がない「踏ん張って前に進まなければならない」という重圧もある内閣でもあります

とはいえ、高市内閣の支持率は高くとも自民党自体の支持率は横ばいなので、この実力主義+結果重視のチームに日本と自民党の全てがかかっている状態です

英国のサッチャー元首相が内閣人事でエリザベス女王から「初の女性首相なのに女性の大臣を起用しなかったのね?」と問われた時にサッチャーさんは「あんな感情的な動物は使いません」ときっぱり述べたとか・・・・

時代は代わり「もっと女性閣僚を起用しないのか?」と高市内閣でも思ってしまいましたが「強将の下に弱兵なし」と言われ、小泉進次郎大臣も大きく変化していましたので、まずは高市首相のリーダーシップに期待したいところです

鈴木農林水産大臣も「切れ者だな!」と感じましたが、今回は文句なしの実力者である、唯一の女性大臣である小野田紀見大臣と片山さつき大臣の人体星図をみてみます

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小野田紀美大臣の人体星図をみる

小野田紀見大臣の核となる日干は『』で、特徴を一言で表すと『直』=「まっすぐ」な人であり、天に向かい真っ直ぐに伸びる大木を表し、樹木が長い年月をかけて力強く高く太く育つように、日干が甲の人も高い目標を達成しようという強い気持ちをもっています

「直」というだけありまがったことが嫌いで正直な人が多いのも特徴です

おっとり、のんびりしているように見えて、独立独歩の気概にとんだストレートな剛直さをもっており、周囲に何と言われようが自分が納得しない限り我が道を突き進み、ちょっとやそっとでは主義主張を変えることはありません

自分のペースを乱さず、一途な姿勢と秘めたるファイトで着実に目標に向かっていく人なので、頑固な人も多いですが十干の中では最も付き合いやすい人です

小野田大臣の人体星図を観ると社会面は自尊心の強い官僚の星である牽牛星ですが、その他は知性の星である玉堂星と龍高星の水性だらけです

中年期と晩年期は青春真っただ中の天恍星が2つも続き、見た目も心も若々しい人生となりそうです

人体星図の5つの十大主星が水性=龍高星と玉堂星であると印局(準鳳蘭局)となりますが、4つあるのでそれにかなり近い質となりそうです

知性の星の集まった印局知能指数はとても高く、頭が良すぎて1を聞いて100を知る人です

考え過ぎてしまう状態に陥ることもあり、自分の進むべき方向がまとまらず人生に迷い悩んだりすることもあります

強すぎる知性が熟考する性質を生み秘密主義になると警戒心が強く人と距離をとりがちですが、学問を通じた関りをもつと印局の良さが活かされます

人が考えないような斬新な思考をし、それにより新し時代を切り開く人物として人生を開拓していく人で、過去を捨てて時代に合わせて最先端を走っていく人です

印局には近いカタチとはいえ、玄流局には入局するので知的探求心が旺盛で頭のいい人です

組織で人の下で働くことは苦痛で、自由業向きの人であり、勉学や研究などの探究心に優れ独自のスキルや知識をもち我が道を行くタイプなので、会社でも自由に動ける方が活躍します

龍高星が2つあると龍高星の性質が倍加され、放浪を始めたらずっと放浪となり、濁流の増加と呼ばれ、忍耐力を発揮したら超忍耐・・・と龍高星の性質が極端に出てきます

想像と破壊のエネルギーが倍増すると同時に、一点集中型となっていき、龍高星+貫索星のような性格で理数系にも強い人です

新しいことに変えたいと思ったらすぐ変える人なので、変化の多い人生となります

1つのことにエネルギーを集中すれば、すばらしい成果を出します

多方面に倍加された龍高星のエネルギーが使われると、あれこれ目移りをして収拾のつかない人生になりますから「一生一業」がこのカタチの座右の銘といえます

玉堂星が2つあると龍高星の性質になっていき、座学での知識の吸収の玉堂星に行動力がでて、縦社会の玉堂星が横社会にも強くなります

龍高星のチャレンジ精神や行動力が加わることにより、学んだものを実社会で活かそうとし、実戦的な知恵のある人となり現実社会で大いに活躍する型です

知識欲が旺盛で、常に最先端の情報や技術を取り入れながら行動すため、周囲からは情報通や知恵袋と高く評価され軍師のような活躍をする人もいます
一般の玉堂星より現実的で世渡りの知恵もある人で、学ぶ→活かすを繰り返すていきます

内外ともに反することなく自分自身に無理なく生きるのが最大の利点で、龍高星×2と同じ〈理数系〉にも強い人です

龍高星の性情といっても玉堂星らしい学ぶ精神も兼ね備えています

玉堂星1つの人と違い、玉堂星2つの人はかなり出しゃばってきてリーダーシップもなかなかです

人の上に立とうとしますが、その分人の面倒見も良い人です

龍高星+貫索星+玉堂星のような性格の人です 

水性が多いいと、木性の質がでてきます

玉堂星2つで貫索星1つ、龍高星2つで貫索星1つで貫索星2つも加わりますのでなかなかの信念派でもあります

小泉純一郎元総理も貫索星3つの人でしたが、同じ星が多い人は会議などで発言していても思考がぶれず「こうでこうだからこうする!」と進むべき方向がわかりやすいです

龍高星+牽牛星は陰陽の和のある相生関係で非常にバランスの良い組み合わせです

牽牛星が内面から支える為、龍高星の冒険や放浪性が弱まり芸術性や創造性のみが発揮され玉堂星的な龍高星になります

濁流のような生き方の龍高星を牽牛星がきれいな水に変えるような関係で、濁り勢いよく流れるだけの水が清流に変化するようなものです

牽牛星が龍高星のエネルギーを古典・伝統などの正統派に変えてしまいます

牽牛星+龍高星が玉堂星的に変化するのとは逆で、牽牛星+玉堂星龍高星的に変化します

伝統を重んじながらも、常に改革の気風をもち新しい世界を創り出そうとします

行動力も強い一面はあるものの牽牛星の用心深さに抑えられ、なかなか行動に移しません

企画・制作には優れた才があり、豊富に企画案やアイディアを出してきます

小野田紀見大臣は命式に生年天中殺生日天中殺を所有しているので、この二つをもつと互換天中殺となります

互換天中殺の人は『無』から出発して『有』を創り最後にはまた『無』に戻るという運命を歩みます

運勢の変動が激しく、誰の援助もなくスタートして隆盛になっても結局はゼロに戻りますので、事業を成功させたとしても子供には継がせることが難しい『初代運+一代運』のようなところがあります

自分からすべてをやっていく波乱の多い人生でありながら子供にはあとをとらせず、自分の代だけ運勢を創っていくのが互換天中殺の人です

積極的に果敢な人生を選べば一時的に隆盛を得ることができるが波乱多い

親・目上の言う通りに受け身で生きれば波乱はなくなりますが、互換天中殺の人の場合は完全に受け身の場合は辛いものがあります

波乱か、受け身かの選択になりますが、波乱万丈の山あり谷ありの激しい人生でも、第三者から見てどう思われようと本人にとっては関係ないことであり、本人の満足がそこにあればいいことです

宿命天中殺の人でも年の天中殺が廻って来た時には新しいことを始めるのは避けた方がよいといわれますが、互換天中殺の人は年運天中殺が廻ってきてもその影響をほとんど受けません

宿命天中殺は苦労して自分が磨かれていきますので、苦労した分 人として立派な人が多くなります

幕末などの時代の変化の激しい時代には大いに活躍したのが宿命天中殺所有者で、実力者の政治家に多いです

生年天中殺があると、頭・左肩・左手の星が冲殺されるので、小野田大臣は龍高星・天印星・牽牛星が冲殺されます

龍高冲殺があると、龍高星の『創造と破壊』のエネルギーが倍加され、失敗や成功の連続で周りはハラハラしますが、生命力が強く激しい変化も苦ではない為に休む暇がないほど波乱万丈な人生を働き続けます

組織行動の会社員や公務員には向いておらず、そのバイタリティーと派手な生活を目指す性格を活かせる分野で大成をしやすい人です

」に龍高冲殺があると龍高星の性質が極端に出る為、平凡な生き方をしている人は苦痛で、目上との縁も薄くなります

左手」に牽牛冲殺があると、出世する能力があるのに同僚や兄弟に引きずられてせっかくの地位を失う危険がありますが、人体星図に龍高星か玉堂星があるとこの傾向はやわらぎますので、小野田大臣の場合は水性が多くほとんど関係がないと思われます

天印冲殺があると、赤ちゃんのエネルギーの天印星が子供のころから多くの大人たちと付き合う環境下で育つために、精神的に非常に早熟になります

片山さつき大臣の人体星図をみる

片山さつき大臣の核となる日干は『辛』は陰の金性で宝石や貴金属を表し、一言で表現すれば『柔鋭』でダイヤのように他の鉱物とは違うという特別意識・美意識の強いのが特徴です

宝石はきらびやかで価値が高く、辛の人もプライドが高くて自意識が強い気質です

人々にもてはやされ愛されるのが理想で、見かけによらず目立ちたがり屋なところがありますが、品位があり、純粋で傷つきやすいナイーブな人ですので粗野な人とはそりが合いません

人の心や時代を見抜く鋭さがあり、時として冷たく見られるところがあります

他の石と見分けがつかなかった原石が磨きに磨かれ宝石になるように、自分を磨くことには決して気を緩めない人です

虚飾を嫌い、ひたすら本質を見極めようとする完全主義者と言えます

片山さつき大臣も中心が玉堂星で、頭と腹が龍高星なので知性の星が多く、現実の横線は蓄財の司禄星と回転財の禄存星です

知性の星と財の星の人といえそうで、積極財政の禄存星と蓄財の司禄星を3つの知性の星がコントロールするカタチですね

龍高星+禄存星は陽同士の相剋関係は共に反発をしながら永続的に共存の型で続きますが、禄存星の愛情奉仕と龍高星の冒険心が連結すると、手段を論じない人助けという性格が生み出されます

土剋水で土性の禄存星が水性の龍高星を抑える為、主体は禄存星の愛情・奉仕でとにかく人助けを優先する人です

女性がこの二連変化をもつと姉御肌となり、いい意味での色気があります

玉堂星+禄存星は激しい思考や行動はもたず、学術・芸術を好み常に精神の向上を図る人であり、世の中や周囲の流れに従って生きる人です

それが世渡りの知恵となり、世渡り上手となっていきます

天性に和合の気を備えており、集団の中で孤立することなく上手に歩調を合わせて生きます

土剋水とは水の中に泥が入り濁った状態で「泥=現実」現実的な知恵となる組み合わせであり、商売は上手ですが玉堂星があっても学者には向きません

環境に追従するのは上手でも逃げることは下手で、攻撃心には欠けますが龍高星と同等の忍耐力があります

禄存は父を、玉堂は母を表し、父と母を抱えている組み合わせで、兄弟を助け子孫繁栄をしていく人です

片山大臣の陰占を観てみると『半会』『対冲』がありますので「ブレーキとアクセルをもった人」といえます

中央と西の半会は過去において大きな想念の拡がりをもち、未来より過去への想いが強く、まとめ上手で人のやったことをまとめていくことに長けている為に『補佐役の半会』と呼ばれます

3領域で半会がある『三位昇型となり、広がりに現実性が出て来てバランスがとれてくる『理想型』で、人を観る能力が高く使う能力も高いうえに、人脈が固く結びつき人を感化することにも長けている為『政治力』があり、現実性と精神性のバランスがとれた人です

また3領域で対冲がある三位風型でもあり、これは対冲にはありがたい型で人生に失敗がありません

その代わり大成功もありませんが無難な人生となります

自分の家族や身内を大切にする人で、外で傷ついても内側で守ろうとします

人が失敗するのは身の丈以上に夢を見るからで、三位風型は自分というものをよく知っている人といえます

高市内閣は若い世代の支持率でいえば90%を越えており、特に若い世代の女性は「不支持者0%」という大いに期待をされた実力者内閣です

女性両大臣の活躍に期待したいですね

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました

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